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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
放射能共生社会
 「癌と仲良くしている」と仰る方がいらっしゃいます。異質で本来、排撃すべき癌ですが、自身の一部と認識して、生きてゆきますとの思いの説明表現です。
 今我々は放射能との間で、無理やりに、これと同じ境地に至らざるを得ない状況に追い込まれました。これを拒否するなら、祖国を捨てなければなりません。ならば、情報はこの状況を前提として、配慮され、工夫して、提供されなければならないでしょう。しかし、千葉県の新米放射能検査はこれらが欠けているのです。
 すべて「不検出」と書き込まれていましたので「これは嘘だ」と断定しました。旭市のほうれん草は出荷停止になりましたし、成田市の小学校庭で、基準を超える数値が出ていますから、「不検出」はありえないのです。調べると、20ベクレル未満の場合は「未検出」にしているのです。この「未検出」の意味を理解するには、他に幾つかの情報が要ります。原発事故前は何ベクレルだったのか。日本の基準は500ベクレル以下なら安全としているが、国際的にはどうなのか。これなくして、「未検出だから安心だ」という人は居ないでしょう。
 事故前、つまり、自然界で15ベクレルというなら、20以下は安心と思う人も出てくるでしょう。しかし、自然界が1ベクレルならば、これを安心と思う人は激減するのです。県は検査結果を「未検出」とするのではなく、実測を公表しなければなりません。それが「放射能共生社会」の倫理です。

   愛犬の息のまにまに秋の音

   待っている鷺の前行くコンバイン

   幸不幸問わぬしあわせいわし雲

   いただきます言われ返答出ぬ息子

   不検出新米汚染確信す

   えらいさん風評嫌う風化好き

   財界の御用下請け大連立

   
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コメント
コメント
 さより庵さんへ
 そうですね。畏れ多い、畏れを失ってしまった。ということが原発の根本的原因かもしれませんね。人間を越えたもの得の畏れです。これが本当に、社会生活の中で、忘れられてきました。
2011/09/04(日) 07:18:51 | URL | スキップ #- [ 編集 ]
南の風さんへ
 こちらこそ、よろしくお願いします。
 指宿、というか、鹿児島はところですね。鹿児島市内に28でしたか、天然温泉があると走りませんでした。また、国分方面にもあちらこちらに銭湯のような温泉があるんですね。屋久島に行く金港湾の風景は素晴らしかったことを覚えています。そのとき、指宿の町が見えたような。生活情報、地域情報期待しています。
2011/09/04(日) 07:05:07 | URL | スキップ #- [ 編集 ]
 ははあ、おじさんのタオルは「要らない」ですか。あるいは、妙に清潔(?)志向の昨今の子どもたちは、タオルを他人と共用するということが考えられないのかも。
 それにしても、畏れ多いという感覚自体、死語(死感覚?)になってしまってるかもしれないですね。これは実はオソロシイことのように思います。
 鷺の件よろしくお願いします。わたしも人に聞いてみますね。
2011/09/03(土) 23:31:02 | URL | さより庵 #- [ 編集 ]
ご訪問いただきありがとうございます。

私も来年で一線を退き、好きな農業に
専従したいと思っている団塊世代の人間です。
これからも、宜しくお願いいたします。
2011/09/03(土) 18:17:51 | URL | 南の風 #- [ 編集 ]
さより庵さんへ
 今日は突然大雨が降ったかと思うと、日差しが差す。これを繰り返しています。朝、田んぼの中に入りましたら、稲刈りをされているお二人がこちらに、慌てて駆け出しています。どうしたんだ、雨か、と思うや否や、as soon as ですね、大粒の雨にやられました。あっという間に、濡れ鼠、合羽を着ようと自転車を止めましたが、もう遅かったですね。覚悟を決めて、漕ぎ出したら、5分もしないうちに、背中に日差しを感じました。
 そんなわけで、濡れてやってきた子供も居ました。小学5年生、他の先生方と「タオル持ってるから、貸そうと思うけど、おじさんのやいいって言うだろうね」というと、皆さん、頷きました。案の定、タオルで拭くか、と聞くと「要らない」といいます。まだ、汚いから要らない」といわないだけいいですかね。昔はこのような場合、恐れ多くて借りられなかった者ですがね。時代は変わりました。
 ところで、鷺の件ですが、どちらが正しいのか、どちらも間違いなのか、どちらも正しいのか、確認してみます。
2011/09/03(土) 15:13:35 | URL | スキップ(やすみ) #- [ 編集 ]
 手放したくないものが大きすぎると、自分の(保身の)ことしか考えられなくなるのか考えないことにしてしまうのか。公僕と呼ばれる人は公の利益を広い視野で考えて欲しいものですが。
 小出裕章氏の「原発のうそ」という本を読みました。在野の専門家も、政府や東京電力が生の実測値を出して専門家たちがきちんと対策を考えられるようにするべきだと、強く主張されていました。
 あ、シラサギはこぼれたお米を待ってるんでしたか。いや、虫だと思い込んでただけです。(稲刈りの後、我が家にもたくさんの田圃の虫が飛びこんできたので。)すみません。そうか、お米かもしれませんね。こちらこそ、思い込みを正していただいてありがとうございます。
2011/09/03(土) 11:25:17 | URL | さより庵 #- [ 編集 ]
はなさかすーさんへ
 お褒めの言葉、有り難くも、恐縮です。「心に秘めることは、理解されにくい愛であって欲しい」の方が、相当に、名言ですよ。なかな言えない言葉ですよ。もし自然に出たならば、その言葉が言葉ではなく、教養になっているからでしょう。
 貪ることの醜さ、いやらしさに気付いている人は違った発言行動を取りますね。そう思わせる言葉が偉いさんから、よくででます。
2011/09/02(金) 21:32:17 | URL | スキップ(やすみ) #- [ 編集 ]
 さより庵さんへ
 普通に、自然に生きている人なら、同じように理解されることが、偉くなるとなぜ理解できない、あるは、出来ない振りをするのでしょうかね。手放しなくないものが大きすぎるのではないではと、下司は勘ぐります。
 白鷺は、こぼれた米を待っているんではないんですか。虫ですか。そういえばそうですね。彼らの好物はきっと虫でしょうから。また一つ利口になりました。有難うございました。
2011/09/02(金) 21:12:28 | URL | スキップ(やすみ) #- [ 編集 ]
義務とお金
八角さん、こんばんは^^

いつも的を得ていて、爽快です。
数値の発表は国家の義務でしょうが、お金のために
平気でうそをつく人は、テレビながらも顔に出ています
から、品格の問題にもなりますね。子供にうそをつくな
とは言えないでしょう。

心に秘めることは、理解されにくい愛であってほしいです。
それにしましても、川柳・俳句、益々冴えて来ましたね^^
2011/09/02(金) 20:44:34 | URL | はなさかすーさん #dSgqtt7g [ 編集 ]
 これ以下なら検出してないことにしてもいいだろうみたいな勝手な判断をする権利が、行政のどこにあるんでしょうね。もちろんむやみに不安をあおることはいけませんが、きちんとした実測値を示し、それがどうして心配するレベルではないかを説明するのが、行政の役割でしょうに。何かを隠してるに違いないという疑心暗鬼こそが風評を産んでしまうことを、理解してほしいですね。
 「待っている鷺の前行くコンバイン」秋ですね。我が家の隣の田圃でもシラサギが、稲刈り後の虫を探しています。
2011/09/02(金) 18:02:33 | URL | さより庵 #- [ 編集 ]
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