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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
風評に乗って何が悪いか
 風評被害が問題になっている。政府もマスコミも風評に乗ることは軽率であると言わんばかりだ。ロシアは日本水産物の輸入を全面禁止し、インドは食品輸入の一時停止を決めた。国民を守る当然の処置である。
 物理教師であった先輩は言う。「風評などではない。少しでも汚染されれば、食べない選択が本当だ。出荷を停止して、汚染生産物を政府が買い取り、直ちに全額補償する。その上で、政府は国会で予算化し、国民・企業はその負担を負うのが筋だ」しかし、そうはしない。風評被害を責任転嫁の口実に準備しているようにさえ見える。さらに言えば、風評被害の原因は政府・官僚に誤魔化され続けてきたゆえの国民の行政不信にある。安全と言えば言うほど、怪しく思われてくるのだ。
 それでも、我々は風評に乗らずに、汚染地域や海域の農水産物を食べるかもしれない。しかし、「自己責任」を言ってきた政府である。その責任はその本人にだけある。風評被害キャンペーンは生産者にも消費者にも冷たい政策なのだ。その中、国民は節電に努め、義援金を送り、腰をすえて仕事をこなしている。国際社会が賞賛するのがよく分かる。
 だが、政府はそれを当たり前だと思っている。昨日まで「買占めは止めよう」と言い、今は「買いましょう」政府の思うように動くのが国民の義務だといいたげだ。マスコミも文化人を使って協力すしている。だから言いたくなる「風評に乗って悪いか我が命」国難というより、差し迫った命の危機なのだ。「風評被害」と言う認識が間違いであり、これこそ軽率である。

風評が本当である事故となり
        風評に乗らずに食べても自己責任
風評に乗って悪いか我が命
        買い控え今は風評買い奨め

蝶別れ舞白くして空割れる  
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コメント
コメント
 無意味な風評被害はあるとは思います。しかし、不安はデータと言う数字によって解消されるものではありません。万が一があってはならないからです。
 交通規則が対する対応がそうでしょう。赤信号でも車が来なければ通れるのです。しかし、それを多くの市民はしません。万が一あってはいけないからです。また、規則をたやすく破る人が、回数が増えれば増えるほど、規則の遵守の気風が緩みます。ですから、100%安全でも多くのドライバーは赤信号では走り出しません。
 この日本人の真面目な気風は放射能からの安全にも発揮されて、当然です。それを風評被害と言うなら、100%安全なら赤信号を突っ走っても、信号無視としないことです。為政者の都合に合わせて、我々は動く者ではありません。風評被害は風評被害ではありません。その分も生産者に保障するすべきです。国民を将棋の駒のように扱うなと言いたい。
2011/04/07(木) 19:08:19 | URL | スキップ八角 #- [ 編集 ]
風評被害
日本は正しいデータを世界に公表しているんでしょうか。それをキチンとしないから、妄想が妄想を呼ぶ結果になっているような気がします・・・私達日本人でさえ、何を信用したらよいのか分かりませんものね。 外国の人たちが日本製品の輸入を拒否するのは当然だと思います。逆の立場だったら私達もそうするでしょう。日本はこれからドンドン貧しい国になるんでしょうね。それでも原発は要らない・・・爆弾抱えた生活はしたくないですね。
2011/04/07(木) 18:35:17 | URL | 美代子 #1Nt04ABk [ 編集 ]
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