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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
「イマジン」夢想と現実
 本日、東京新聞発言欄に『「イマジン」夢想の世界』という投書あり、その内容に思わず、パソコンをとりました。
 その主旨は軍事力がなければ、独立も主権も保てないということです。『国家間の交渉ごとの多くは、背景にある武力の多寡によって決められている』『武力の裏づけがなければ、みすみす自分の持ち物である財産を奪われてしまう』ジョン・レノンが夢想したような歌詞のようには動いていない。甘いサッカリンのような歌の文句は、絵空事に過ぎない』というものです。
 先日採用されたばかりですから、掲載されることはないと思いつつも、次のような投書を送りました。


 「イマジン」夢想と現実
 
 北方領土に対するロシアの強気は核軍事力のなせる技であり、日米安保条約ゆえに、中国は尖閣列島を占拠しない。これ等は万人承知の現実であります。
 なのに、敢えてこれを指摘するのは、戦争がないと困るからか、夢想によって生じる危険に巻き込まれることを恐れるからです。しかし、歴史を見れば、軍事力=戦争は地獄を結果するのが常であり、むしろ「戦争が安全にする」との見方の方が夢想的なのです。
 現実にしたいと意志化された夢想を理想と言います。もし「戦争は安全だ」が夢想なら、この理想化は「戦争を安全にする」=「殺し合わない戦争にする」ことになります。殺し合わない「理想の戦争」、これはもう戦争とは言えません。
 しかし、戦争はなくなりません。今までの常識は殺しと破壊を繰り返させるばかりです。ですから、戦争をなくすなら、180度違う発想を持たなければなりません。守るために「持つ」ではなく「捨てる」に変えることです。
 12月21日付け発言欄「イマジン夢想の世界」は「戦争がないと困る」からゆえの意見ではないでしょう。夢想のような理想主義を危惧されたのだと推察いたします。確かに、現実を見ない理想主義は「無力」であり、危険です。しかし同時に、理想を持たない現実主義は「無情」であり「臆病」なのです。
 信頼と安心の中、安全に暮らしたいとは万人共通の願いです。無情を「愛」に変え、愛が臆病に「勇気」を与えられたら。これをジョン・レノンは詩情豊かに、音楽に乗せ表現したのです。人々が理想の泉と慕う所以です。現実世界において、か弱い愛や勇気に力を与えるのは、人間以外にいません。
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コメント
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 軍隊に殺されるなら、狂気ボケではなく、平和ボケのうちに殺されたいですね。それが根本にあります。狂気ボケとは狂気の沙汰を平気でやってしてしまう、狂気に慣れっこになってしまうことを言っています。殺し殺される狂気の中を生きなければならないなら、平和ボケといわれようが、攻められて殺される死を選びますよ。
2010/12/22(水) 00:16:09 | URL | スキップ #- [ 編集 ]
読みました。
>国家間の交渉事の多くは、背景にある武力の多寡によって決められている という文章ですね。私も読みましたが、これには賛成したくないですね。 とても危険な考え方だと思います。 これが身辺で起こったら大変です。凶器を持った人が強気に出るのを許していたら、生活は成り立たなくなりますよね。。。とにかく戦争をしたらお終いですから、何があろうとも武器は持たないことですね。 武力の裏付けは解決にはなりませんね。
2010/12/21(火) 21:12:10 | URL | 美代子 #1Nt04ABk [ 編集 ]
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