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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
人類多様性はどうなのか
 大騒ぎの生物多様性会議が終了しました。その静けさの中で、疑問に思うことはあります。なぜ、生物多様性を言って、文明多様性を言わないのでしょうか。
 つい最近まで、世界には石器時代の生活をしている人々と、核兵器を持つ人々が共存していました。しかし、今は、近代西洋文明一色になってしまいました。なぜなら、この文明が一番、破壊的・攻撃的で、有無も言わさず熱勢を使い、強引に、他を引きずり込んだからです。そして、その情熱は非情でさえあったと言わなければなりません。
 非情さの根源は経済的富の追求に求められます。そして、その実現手段が軍事力であり、それを支えるのが科学技術であったと言って、誰が反論できるでしょうか。この間、人類は多くの文明を破壊し、滅ぼしてきました。失われた人類多様性はもう取り返しがつきません。
 資本主義が人類文明の多様性を壊してきました(正確に言えば社会主義も)。これは決して間違いではありませんが、表面的理解です。資本主義を生み、それを選ばせた人間の生き方は何なのでしょうか。それを見据えなければなりません。
 人類多様性は「奪う」ことで失われ続けています。しかし、その反省が長続きしたためしがありません。では、生物多様性はどうなるのでしょうか。少なくとも、何のてらいもなく「自然を守る」という意識では、未来は開けないでしょう。「環境保護」という尊大さを、勘違いを捨て去れねば人類は滅ぶと思うのです。
 人類多様性の回復と尊重が、もし、実質な意味で動き出すのであれば、生物多様性を心配する必要はなくなるのではないでしょうか。
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コメント
コメント
 さより庵さんへ
 突然、印籠を渡されるがん患者のようなことが我我を待っているのではないでしょうかね。それを恐れているところです。突然、食べるものが消える、電気が来なくなる、水が止まる。そんな想像をしてしまうのは悲観と言うものでしょうか。
2010/11/05(金) 21:11:38 | URL | スキップ #- [ 編集 ]
西洋文明は、つくづく侵略の歴史だと思いますね。でも便利だから、今さら手放せない。徳島の田舎に暮らしていますが、わたしが子どもの頃に比べてさえ、日本の田舎らしい風景は失われました。アメリカのような車社会に危機感を覚えつつも、自分ももはや車無しでは生活ができません。
2010/11/05(金) 19:17:49 | URL | さより庵 #- [ 編集 ]
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