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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
抑止力と非武装の間
 普天間混迷のキーワードが「抑止力」であると分かってきました。13年掛けて成した合意を白紙に戻して新たに作る合意が、すぐに出来るとは考えられません。ならば、「日米合意を白紙に戻す」ことは、実質、普天間無条件返還要求であったはずなのです。しかし、海兵隊が持つ「抑止力」を説かれた鳩山さんは方針転換しました。合意案に戻るわけにも行かず、混乱の中にあると見えるのです。
 「抑止力」とは、攻撃を防ぐための、仮想敵国と同等の軍事力をいいます。平和維持のために必要とされています。結果、世界は軍事費を増やし続けており、これで安心というわけです。しかし、戦争・紛争は減るどころか増えているのです。
 「では、非武装なら戦争がなくなるか」という声が聞こえてきます。そうではないのです。その二者択一的発想が間違と言いたいのです。平和は「これで安心といえる性質」にありません。戦争と平和、どちらに転ぶかという緊張の中、不断の努力を要請する厳しさを持っています。ですから「抑止力論」「非武装理論」どちらでも、緊張と不安が我々の居場所なのです。常に、知恵が求められるのです。
 今「抑止力」を向ける仮想敵国をなくす工夫が必要と考えます。「軍事同盟」と化した日米安保を軍事協定レベルに引き下げ、日中も結べば日米中軍事協定になります。これは東南アジアを含めた地域の安全保障を高め、経済発展にも寄与するでしょう。
 あのペリーが軍事力を持たず、通商で繁栄する琉球の友好共存的文化に感銘を受けています。その子孫に戦争装置を押し付ける理不尽の是正を鳩山さんは考えていたはずです。普天間無条件返還交渉がその手始めになります。
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コメント
コメント
 常識が非常識になる時が必ず来ます。いま、常識だった帝国主義、殖民地主義は非常識になっています。均衡理論も、抑止力も、そのうち非常識になるでしょう。
2010/05/18(火) 22:40:09 | URL | スキップ #- [ 編集 ]
暑いですね。(--)
最近、抑止力という言葉が出てきましたよね。鳩山首相は、アメリカから言われるままなんでしょうか。 アメリカはつねに仮想敵国を作って行動しているような国。 個人でも銃を持っている国ですものね。仮想敵国のために毎年、どれだけの軍事費を使っていることか。そのために国民が破産して餓死したら、お笑いですよねえ。。。その費用をアジアのために使った方がよほど抑止力になるのではないかと。。。武器では平和は来ないのではないかと。。。
2010/05/18(火) 17:30:11 | URL | 美代子 #1Nt04ABk [ 編集 ]
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