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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
面接官は組織の窓
     昨日の記事も見てください。

 「面接試験指導」は教師の大切な仕事です。しかし、指導が逆効果になってしまうことがあります。自信を奪って、面接に向かわせる教師が少なくありません。
 そこで、生徒に言ったことの一つが「見られるよりも見なさい」でした。生徒は選ばれるとだけ思っています。それは合格・採用には倍率があるからです。自分の選択はもう終わっていて、あとは、選んでくれるのを待つだけだと思うのです。しかし、それは勘違いです。試験を通じて「ここ、おかしいぞ」と思うことが多々あるものです。相互に、それぞれの立場で、己を表わしてしまうのが試験です。選んで志願したのですが、数次に及ぶ試験も進路選択の最中、選択行動の部分であることを忘れてはいけません。
 どこで礼をする、椅子のどちら側立つ、そんなことは瑣末なことです。「自分は選ばれるのではなく、選びの正しさを確認しに行くんだ」この姿勢を持って、送り出すことが肝要です。もちろん、上がってしまったり、過度に緊張することの防止にもなります。
 午前中、今川焼き「干潟八万石」のご主人と話をしてきました。娘さんは、四月からある市の職員として働いています。年齢学歴を問わず、幅広く採用試験の門戸を開いたことで有名になった市です。なんと、70倍を勝ち抜きました。願書の他の希望先を書く欄に、正直に「教員希望もあり」と書いたそうです。何度目かの面接の時に、こうこうそういうところを評価しています、教師と迷っているなら、是非、来て欲しい、と告げたそうです。
 一方、教員面接試験では、他に行きたいところがあるんだったら、いくらでも代わりは居るんだから、そっちに行ったら、とすごまれた。この先生も些細なことにしか目が行っていないですね。第一、資質を見抜こうという姿勢がありません。そして、自分も見られている、選ばれているという意識と謙虚さもありません。
 見抜かれたのは先生だけではありません。この人を試験官に任命している組織も見抜かれたのです。娘さんは早くも、将来を見据えた仕事を与えられました。
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 「干潟八万石」のご主人には息子さんもいます。匝瑳高校理数科を最上位で卒業、慶応にも合格しましたが、受験生の様子を見て、あわないと蹴ってしまい、、千葉大に進学、トップの成績で、卒業、現在、東大大学院に在籍中です。
 親父さんが、変人だから、息子も、変わっています。偏屈で知られるおじいさんが私の親友に居ます。なんと、ご主人とも気が合うとか。あなたが言うように、私も変人の仲間なのかもしれません。
 そんなことは一度も思ったことが無かったんですが、状況証拠がそろってきました。
2010/04/29(木) 21:24:34 | URL | スキップ #- [ 編集 ]
なるほど・・・
今日もとてもいいお話しでした。 面接を受ける側も、一生を預けるのに相応しい会社かどうか と、相手側をしっかりと試験しなければいけないというわけですね。 会社が有名企業であるとか、そんなことで選ぶと間違いますね。 自分のやりたい仕事をさせて貰えるかどうかなんでしょう。 その娘さん、 「正直者に福が付く」 のよい例ですね。 よかったですね。
2010/04/29(木) 19:12:14 | URL | 美代子 #1Nt04ABk [ 編集 ]
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