FC2ブログ
早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
「あたらしい憲法の話」秘話
 NHK「ラジオ深夜便、こころの時代」に、童話屋社長田中和雄さんが登場しました。「はっぱのフレディー」を出版した方です。朝鮮戦争が始まるまでの三年間、中学一年生の副読本だった「あたらしい憲法のはなし」を復刻したことでも知られています。
 驚き、心動かされた話がありました。天皇皇后とお会いした時に「良いお仕事をなさいましたね」の後、この本を「憲法記念日には、家族で読み合わせをする慣わしです」というのです。この副読本は、作文部省ですから、当時の政府の政治思想と政策をそのまま書き入れています。13歳にも分かるように、易しく書くがゆえに、明確な表現になっています。平和主義については、「戦争をしないということです」「だから、軍隊も武器も持たないと決めたのです」「不安に思う人もいるでしょうが、他の国より先に、正しいことをするのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません」と書いています。
 その後、9条の理想主義的部分を剥ぎ取ろうとする動きが強まります。核武装論を言う自民党幹部まで現れました。そのような中で、天皇・皇后が、明確に9条の理想を謳いあげている「あたらしい憲法のはなし」を読み上げているというのです。
 2004年の秋です園遊会で、都教育委員である米長邦雄さんが「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させることが私の仕事です」といった時に「やはり、強制になるということがないことが好ましいですね」とお応えしています。天皇が政治的発言をしないことが原則ですが、それでも、これ等天皇の本心は、健全な民主的平和主義国家としての日本を強化し、維持する上で、好ましいことに違いありません。
 
スポンサーサイト



コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック