FC2ブログ
早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
悪銭身につかずのトヨタ
 欧米販売分だけで450万台がリコール、それにプリウスも加わったトヨタの不良自動車問題です。業績不振は避けられないでしょうし、今後の対応を間違えれば、倒産の危機となるかもしれません。
 非正規雇用労働を安く手に入れ、安易に首切りしてきました。下請け関連企業への納入単価をぎりぎり以下に絞込み、低賃金・長時間労働を強制してきました。低コスト実現のためです。無理を強いられた生産現場では、良い設計・部品・製品を作る意識さえも削られ、一切の余裕が奪われたと予想できます。
 結果、国民が生活に窮する中でも、史上最高収益を上げたのです。その成果が13兆円に及ぶ内部留保です。この13兆円はどんな使われ方をするのでしょうか。本来は、非正規雇用を正規雇用に変えるための原資や、新製品開発投資になるべきものです。しかし、積極的な経営戦略には使われない可能性が出てきました。
 欧米、特にアメリカは訴訟大国です。その国民に、経済的・精神的損害を与えたのですから、起こされる訴訟は相当数、長期間に及ぶと考えなければなりません。訴訟の起こされ方によっては、その賠償額も巨額になるでしょう。13兆円が賠償金やりコール費用、赤字埋め合わせになって、消えてしまうことも、起こりうる現実です。
 築き上げた世界一位の生産設備、13兆円のプールが壊れ去るでしょうか。もしようなら、労働者と下請け関連企業が受け取るはずであった富が経営の失敗の犠牲として、差し出されることになります。「悪銭身につかず」とはこのことです。
スポンサーサイト



コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック