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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
認知症は病気なのか
 大学病院の心理検査で、母は「認知症」と診断されました。確かに、今日が何曜日かを正確に認知できません。「今日は日曜日だよね」「違うよ、月曜日」で一日が始まります。10分前のことを覚えていません。あれほど多彩・上手だった料理も限られてしまいました。
 しかし、二人の生活で「これは困る」ということはありません。80数年続いている変化にしか見えないのです。50代の私に老眼が来たように、80代の母には物忘れが来ただけの様に見えます。私には介護という意識がありません。医学知識・診断と「患者」の実相は必ずしも重なりません。
 地元の主治医先生は「年相応の老化でしょ」と笑いました。今、その意味が理解できる自分です。付き物の病気にではなく、目的である患者に注目できる開業医が貴重なんだなと、しみじみ感じているところです。
 事実、生活実感は病気ではなく、老化なのです。私達は、病気や死を、人生を切断する遺物のように捉えますが、祖先は、生に連続した一部、変化であると理解していたのではないでしょうか。誠実に、生命と向き合っていたようです。
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