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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
明治の大隈重信、平成の鳩山邦夫
 「開拓使官有物払い下げ事件」「明治14年の政変」を覚えているでしょうか。高校日本史で習っていると思いますが、もう何十年も前のことですね。必要があって、高校の日本史学習参考書を読んでいいましたら、最近似た事件があったなと気付いたのです。
 「開拓使官有物払い下げ事件」とは北海道開拓使長官黒田清隆が国費1400万円をつぎ込んだ事業を政商五代友厚に39万円で払い下げようとしたことに始まります。これを民権派が攻撃しました。政府内部でも、大蔵卿の大隈重信が問題としました。黒田と五代は薩摩藩出身です。癒着が疑われたのです。
 結局、政府は払い下げを白紙に戻し、黒田ではなく、大隈を罷免しました。本来なら、払い下げが取りやめになったのですから、処分されるのは黒田であり、大隈ではないはずです。背後には伊藤と大隈との主導権争いがあったのです。
 もっと、突っ込めば、こうです。もし、黒田を追求すると贈収賄事件が表ざたになります。そうなれば、黒田を罷免することが政府の責任になります。黒田を切ります。そうすると黒田は政府高官達の贈収賄の事実を暴露しかねないわけです。ゆえに、黒田を処分できない。せっかく抑えた民権派を盛り上げてしまった大隈が悪い。よい機会だから、政府から追放してしまおう、と言うのが事実に一番近いようです。
 前総務大臣鳩山邦夫が大隈に見えてきませんか。官有物が郵政公社、1400万円が250兆円の金融資産、西川善文社長が黒田清隆長官に見えてきます。共通点は、まともな政治的態度を取った者が解任されたことと、政府が国民への責任を感じていないことです。
 
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