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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
よい経済制裁悪い経済制裁
 北朝鮮に対する経済制裁が国連決議に従い行われている。今日も、アメリカが核兵器開発資金を絶つという目的で北朝鮮の資産を凍結したと報道された。この報道から二つのことが浮かんだ。
 北朝鮮の核開発を抑止することには賛成だから、経済制裁は正しい。ここまではそう思う。しかし、北朝鮮国民の命は経済制裁の対象ではない。経済制裁と、餓え苦しむ多くの人たちを救う行動は両立できないのか。たとえ、そうだとしても、あまりにも自明のことと、国際社会は経済制裁を考えていないか。ちなみに、先進各国に一番やって欲しい経済規制は「武器輸出禁止」である。だが、大国は国益に反することはしない。
 もう一つは、戦前、日本が受けたABCD包囲網という経済制裁についてである。太平洋戦争は、この経済封鎖から自国を守るための防衛戦争であったと言う歴史認識がある。当時わが国は、中国の主権侵害を止めよとの、国際社会の要求を無視し続けた。核兵器開発をやめよとの国際社会要求を無視し続ける北朝鮮は当時の日本とそっくりである。
 だから、上の歴史認識を持つ人たちは北朝鮮を理論的に援護するはずなのだが、そうではない。彼らは、むしろ、強硬に北朝鮮攻撃をするのである。思い余って、日ごろの持論である核武装論を北朝鮮憎さから言い出す始末である。この矛盾に気付かずに、アジア太平洋戦争を防衛戦争と言ったり、西洋からのアジア解放戦争だといい続けている。
 アウンサン・スー・チーさんのお父さんはビルマ独立運動の英雄である。彼は日本軍によって軍事訓練を受け、イギリスからの独立を実行しようとした。日本軍がイギリスを敗退させた後、日本がとった行動を見て、反日本になった。この事実は日本が解放勢力ではなく、侵略勢力であったことを如実に示している。
 64回目の敗戦記念日を正しい歴史認識を持って、迎えたい。その上で、今後の日本のあるべき姿を描き、とるべき行動を選ばなければいけない。我々日本人は尊厳を守り合い、幸福の内に生きたいと思っている。同じように、北朝鮮国民もそう思っている。それを忘れてはいけないと思う。
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