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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
大企業は一次産業に参入しない
 農家の従兄弟は「大企業は米作、酪農、水産、林業はやらない」と言います。だから、農家の後継者を育てる政策をしないことは、自給率について食料をエネルギーと同じ運命に決定付けることになるも言うのです。
 現在、農家は利益がないどころか、1表に付き、千円札を数枚つけて、出荷しています。大企業が大規模経営をやっても、人件費や、農業器具資材が高い日本では、投資に見合った利益を出せないと読んでいるのです。完全自由化すれば、採算も合わなくなるでしょう。
 これは酪農、水産、林業にも当てはまるとも言います。確かに、昔、大手の水産会社も、魚を水揚げしていました。しかし、今、大手は外国産水産物の輸入、その加工品である缶詰、冷凍食品等へ大きくシフトしています。牛乳を生産しているのは酪農農家であり、大企業はそれを集めて、製品化しているだけです。
 大企業は、厳しい労働を経営上惜しまずにやる個人経営に生産させ、決して、社員にはさせません。させたら採算に合わないからです。これはコンビにも言えそうです。もし、コンビ二経営者を社員としたなら、会社は出店投資をしなければならず、多額の給料をコンビ二経営者に払わなければならないから、経営が成り立たないのでしょう。
 従兄弟の話には、農村地域社会で生き、米生産現場を40年見てきた確かさがあります。大企業は儲からないことには手を出しません。ならば、第一次産業生産の自給率を維持し、さらに上げるためには、今の生産者を国が支援応援し、彼らの生産能力を向上させなければいけないのです。
 自由競争原理や農業過保護批判に乗っかっていたら、消費者は将来、非常に高い食料を買わなければならず、飢える危険性も充分考えられます。国家的コストを必要としますが、将来の安全のためにそれを負うことを覚悟しなけならないと思います。少なくとも、5兆円の国防費よりも使う意味があるコストでしょう。
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コメント
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 科学技術の向上成果は産業にこそ使われるべきなのに、軍需に使われます。というか、軍需技術が民生に回ってきます。いま、日本の支配層は武器輸出解禁を狙っています。核武装をやりたいのです。その技術を持ちながら、それを作らず持たずにきた事を誇りにしても、恥じることはないでしょうに。
2009/08/09(日) 10:23:25 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
*次産業の境界線・・・線引きして良いの?
今、科学が進歩している現代社会において、産業に境界線を引いて良いものか疑問に思っている。
各産業には、副産物が排出されるがそれを有効活用しているとは、とても思えない。
コストが掛かるのであればそれを低減する技術を磨けばよいだけの話である。・・・すでに複合ビジネスが可能な技術が生まれているのだから、!

産業と経済と雇用と税収
2009/08/08(土) 20:14:15 | URL | シマンチュ雑話 #- [ 編集 ]
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