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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
昔「お国」のために、今「国際競争力」
 自民党マニフェストの中に「十年で手取り百万円増」が約束されている。が、識者の意見は手厳しい。
 東京新聞記事、作家佐野眞一さんは「なんの根拠もない。自殺者がどんどん増えているのに、貧困問題に触れておらず、切迫感が感じられない」経済ジャーナリスト荻原博子さん「マニフェストをよく読むと『女性や高齢者の社会参加により・・・』という前置きがある。みんな必死で働いて、それでも給料が減っているのに、『とにかく家族で働け。そうすれば所得が増える』と言っているだけ」と意見をおっしゃっています。同感です。
 アンバランスは、必ず、ひずみ、ほころびを生みます。戦中「お国のために勝つまでは我慢」が道徳化され、標語は「贅沢は敵だ」のポスターが貼られました。しかし、国民の本音は「敵」の前に「素」を書き加える小さな抵抗に表されました。この不自然な非人間的強制の結末は言うまでもありません。
 今、我々は同じ性質の標語を倫理化させられていませんか。「国際競争力維持のために我慢」水戸黄門さんの印籠のようです。しかし、今の「黄門さま」は弱いものを助けるために印籠を使いません。「国際競争力だ」と言って、春闘は賃金を下げの場と化しました。その他、非正規雇用の拡大、名だけ管理職、過労死の放置、いじめ退職、そして、下請けいじめ、契約加盟店支配、社会的費用負担逃れのための消費増税要請等、切がありません。
 財界大企業が史上最高益を更新している時すでに、庶民は疲弊していたのです。この経済格差、このアンバランスを作り出したの標語が「国際競争力維持のために我慢を」です。同じ標語を唱え続けている自民党に「100万円増」はできない相談です。
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コメント
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 「安かろう悪かろう」という製品に出会うことが増えています。安くて、品質がいいのは繊維などの軽工業製品が中心です。95円のスリッパ軽くて丈夫です。
2009/08/01(土) 22:06:52 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
国際競争力?・・・
コスト削減のために、日本の技術力を人件費の安いアジアに持っていったのは誰でしょう。
一昔前は、日本純国産品は、多少高くても売れていたはずです。・・・今問われるべきは、大量消費に気を取られた馬鹿どもの責任です。
中国などは、特に信頼してはいけないのに、人件費の安さに目を奪われた経済界、政府・・・救いようのないアホである。
今や日本のパソコン、家電、車など全ての商品のパーツに外国性が使用されており、純国産と言えるものがほとんど市場から姿を消しました。・・・その弊害でしょうか、すぐに故障する(メーカーは保障期間内であれば、リコール隠しをすることが出来ます)または、保障期間が過ぎたとたん故障する。日本の商品の信頼性が揺らいでいます。
2009/08/01(土) 20:55:47 | URL | シマンチュ雑話 #- [ 編集 ]
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