FC2ブログ
早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
尊厳も奪われるアルバイト派遣
 コンビニを経営する上の姉から、電話があった。母にジュースを送りたいがどんなのがいいのかの確認である。果物だけか、野菜入りかで迷ったようだ。
 早々用件を済ませ、商売の話になった。駅の反対側に昨年、そして、今度、こちら側にセブンイレブンできる。売り上げが17~18%落ちたから、今度もそうなるだろう。その上、人件費が高くなっている。アルバイト募集の張り紙で人を確保できる時代はとうに終わっており、インターネットで集めたり、それでだめなら、派遣会社に依頼する。そうすると倍の人件費になる。アルバイトまで、派遣が浸透しているのだ。しかも、30代40代が派遣されてくるという。
 労働基準法違反である派遣労働法が何の制限もなく大手をふるって定着している。中間搾取を禁止し、労働者を保護し、社会の公正と良俗を維持する役割を担ってきた、労働界の独占禁止法ともいえる労働基準法を政治が無力にしてしまった。
 この弊害は、 賃金格差、ワーキングプアーの問題に限らない。人間の生きる誇り、取替え様がない価値を認められたい、そんな尊厳も奪っていることを意識しないではいられない状況になってきた。40歳になっても、高校生や大学生のアルバイトと同じ存在価値しかない自分をどう受け入れろと言うのか。
 児童生徒が教師の指導に従わなくなって、心を病む教師が増えた。その多くはベテラン教師である。自分の20年、30年の経験は何であったのか。誇りを失った結果の病であろう。と言う自分も、よくうつ病にならずに済んだと思うひとりである。自分の生きてきたことが経験が評価されない、できなくなることの苦悩は計り知れない。
 今、国財界は多くの苦悩を生み出すシステムを作ってしまった。働くことが一人一人を生かすことでなければならない。その結果としての利益と言う考え方が壊されてしまった。「楽しく働く権利」を労働者に認める必要を改めて強調したくなり、今日は書いてしまいました。
スポンサーサイト



コメント
コメント
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2011/05/08(日) 03:52:33 | | # [ 編集 ]
 節度を失っているのが社会国家のリーダーであることの弊害がますます、顕著になってきています。自分だけはそうならないように気付けるのみです。
2009/07/12(日) 21:31:51 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
派遣と郵政民営化・・・
これらは、国民の選択である。小泉と頭の悪い経済学者竹中が、導いたことである。特に竹中なる人物が、偉そうな顔でTV番組に出演しているのが、腹立たしく思える。
派遣と郵政民営化は、日本をだめにすると唱え続けてきたのだが、所詮一国民である声は届かない。
選挙は、人気投票ではない。それを煽るようなマスコミの報道姿勢にも問題がある。数少ない真の政治家を有権者は、選出しなければならない。
2009/07/12(日) 18:58:44 | URL | シマンチュ雑話 #- [ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック