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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
沖縄終戦の日温度の差
 梅雨の晴れ間となった今日は、64年前、沖縄防衛軍牛島満司令官が自決をし、日本軍の組織的な戦闘が終わった日です。暑くはあったのですが私は、夏の心地よい風を感じながら自転車で、元気に、センサス基礎調査に回りました。
 昼、沖縄糸満市で行われた式典で沖縄県知事が平和宣言を、麻生首相は挨拶を読み上げるのをNHKで観ました。まさに、文を読み上げるだけで、心を解さない下手な歌手の歌のようでした。教科書を読み上げることが授業と思っている教師のようです。、生徒への思いも、教科の大切さも、教える誇りも伝わらない授業のようです。官僚が作った原稿でしょうか。もしそうなら、せめて、自分で文を作って欲しいと思わずに居られませんでした。
 その一方で、未だに、悲しみに泣き崩れる祖母の悲しみを感受し、いたわる小学生がその思いを歌った自作詩を読み上げました。会場のテントの外では、「平和の礎」に刻まれた家族の名と無念に、手を顔を摺り寄せる、魂となった老人の姿がありました。そばには、子が孫がその老いた悲しみに寄り添っています。ただ、式典をこなす政治家の鈍感さと、忘れられない苦しみと、運命に翻弄される哀しい人間への嘆きがかみ合わないのです。麻生首相は汗を拭き拭き、笑顔で会場入りしました。しかし、沖縄県人の、6月23日ゆえの悲嘆は彼らを凍らせているのです。
 そして、我々も、沖縄県民と悲しみを共にしません。沖縄戦の経験ゆえ、「戦争は何が何でもいけません」と口をそろえて言う彼らに、戦争を遂行する基地を押し付けている残酷にも気がつきません。全国的に猛暑日や真夏日となった今日、沖縄だけが寒かったのです。
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コメント
コメント
 9条を守る事を基礎においた平和教育をすることさえ、はばかれる空気を感じて、授業をする時代になりました。昨年、地理の授業を担当したのですが、地理の世界の諸問題、つまり、環境、食糧、都市居住、南北、民族領土問題に加えて、無理やり、平和問題を入れて「、ドキュメント沖縄戦」を観てもらいました。
「何が何でも戦争はいけない」を沖縄県民と共有しているつもりです。しかし、この様な話をすることは難しい。できるのは「干潟八万石」のご主人と、その常連客の元小学校の校長さんだけです。
2009/06/24(水) 10:21:33 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
こんサン八角さん・・・
私は、「お坊ちゃま内閣」を認めていませんので、コメントすることは何もありません。
2009/06/24(水) 09:00:05 | URL | シマンチュ雑話 #- [ 編集 ]
麻生の笑顔
式典に入るとき、あの気持ちの悪い笑顔を振りまきながら手を振っている麻生を見て、凍りつきました。カレが沖縄のこの日の意味を全く理解していないことを一瞬で示しているからです。小泉は硬い表情を演じるぐらいの悪知恵は持っていましたが…。
2009/06/24(水) 07:59:48 | URL | こん #JecAxcZ2 [ 編集 ]
戦後のハザマ・・・
人身売買って・・・そんな過去がある。
悲しい歴史があるが、教科書にも載らない。
日本の近代歴史教科書では、日本の汚点を包み隠し、子供らに教育を施している。
「戦争」と言うキーワードの教育は、現実をそのまま伝えなければならない。美化してはいけないのである!
2009/06/24(水) 05:24:38 | URL | シマンチュ雑話 #- [ 編集 ]
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