FC2ブログ
早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
理想を語れない政治家と憲法
 かつて、第二次世界大戦を振り返り、ドイツ大統領ワァイヅゼッカーが行った演説は世界中を感動させました。一方、中曽根首相の敗戦に関するの演説は日中戦争・太平洋戦争の教訓を真っ向から否定する内容で、失望を隠しきれませんでした。
 多くの国民や世界市民には理解しがたいのですが、しかし、中曽根さんは自分の理想を、信念を明確に表明したのです。その意味で彼は政治家であったなのです。理念・理想から政策が生まれます。その政策の違いを各党が国会活動、機関紙発行、出版物、ビラ、支部活動等で国民に示し、支持を得ることで政権を奪い合うのが、まともな政治の姿です。
 なのにどうでしょうか。現在の政治家は、政局を語れても、理想を語れません。選挙に勝つにはどうしたらいいかを考える者はいますが、己の職が国民に大きな影響を与えることに思い致す者がいないのです。己の個人的利得や保身にのみ関心があるのです。政治屋といわれる所以です。
 政治家が理想を語らないその日本で、政治屋に代わって、これからの日本が進むべき道を国民に示しているものがあります。『日本国憲法』です。オバマ大統領のプラハでの演説は、我らの憲法の理想と繋がるものがあります。この方向だけが人類が生き延びられる唯一の進路です。
 不思議なことに、理想なき政治屋なのに、改憲だけは理想とする者たちがいます。この勢力は日本の古い政治体質と重なっていると思います。彼らが反人権、差別発言を繰返していることがその証拠です。誰が新しい理想に向けた時代の創造者なのか、見極めなければなりません。その上で総選挙を迎えたいものです。
スポンサーサイト



コメント
コメント
 人間の中で、一番偉い人は人を助ける人だと単純に思います。それが口で言うは容易く行うは難しいことを、経験的に知っているからです。政治は人を助ける仕事です。だから、政治家は一番偉い人です。先生とかいわれて尊敬れるのです。しかし、その政治家が人を助けない、人の役に立とうとしないどころか、不正を犯す、スキャンダルを起こす、保身に走るのみとなれば、尊敬されるわけがありません。
 封建社会は制度仕組みとして、権力者が不正に走りやすい、権力を私的に使いやすいシステムです。しかし、近代社会・民主社会はそれが出来にくいはずなのです。それゆえ、せこい不正(JR特権私用使用、政治資金流用)や合法的盗み取り(不要な天下り特殊法人公益法人)が横行するのだと思います。これなら、水戸黄門様が不正を正すその世界の方がまともです。
2009/05/14(木) 16:17:08 | URL | 八角(やすみ) #- [ 編集 ]
立憲主義を理解しない政治屋ばかり…。
2009/05/14(木) 07:53:50 | URL | こん #JecAxcZ2 [ 編集 ]
理想・・・
現状は、江戸時代と変わらない政治・・・
明治初頭、私財をなげうってでも日本を世界に通用する国に・・・と言う政治家がいたと聞いたことがあります。
世襲でもかまいません。党派を超え信念に基づいた行動をするのであれば、・・・
今の政治家の中に誰かいます?
2009/05/13(水) 06:05:14 | URL | シマンチュ雑話 #- [ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック