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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
買ってやる=雇ってやる関係
 商店が次々に廃業して、身にしみて分かることは「買ってやる」ではなくて「売ってもらう」であったということです。正確には、「売り買い合う」相互依存、互恵関係にあったということです。
 昨年10月以降、それまで、他地域を圧倒していた愛知県が、最悪の不況の中にあり、群を抜いて、非正規雇用者が職を奪われています。この様子から、「雇ってやったのだから、こちらの都合で、いつでも首を切れる」という会社の意識・本音が読み取れます。しかし事実はそうではなく、働いてくれないと会社も困る状況ではなかったのかと思うのです。非正規雇用者が働いいてくれた結果としての、史上最高益であったのです。労働者と経営者の関係も商店と客との関係と同じではないでしょうか。
 職業高校で三学年を担当した時、進路指導部との会議で、進路指導部長の霜垣さんが「今は景気がいいですが、何時悪くなるかもしれません。景気の良し悪しで、企業の方との関係を変えてはいけません。景気が悪い時はへつらって、いい時は尊大になると言うことがないようにお願いします。それは卑しいことですから」と気持を表明しました。「企業の方が求人票をもって説明に来られたら、いつも、玄関まで見送って下さい」
 窮した時に人も組織もその本性を現します。今まさに、人格、人品を問われる時です。しかし、企業はその卑しさを露呈して恥じません。政府もこれを質そうとしません。「義を見て背ざるは勇無きなり」闘う時が来たと思います。
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コメント
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 そうするとテレビの番組の質の低下でしょうかね。バラエティー番組や奥様向け番組でも 政治を扱っていますから。選良と言われる国会議員たちでさえ、「堀えもん」「村上ファ ンド」を誉め上げたのですから、困った国です。それは間違いありません。    
2009/05/02(土) 13:29:06 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
今、改めて読むと…。
ここ数日、2003年の古新聞の整理をしているのですが、そのころの新聞には、今現在読んでも通用する記事がたくさん掲載されています。問題点も指摘され、解決方法まで各紙(毎日と朝日ですが…)に掲載されています。これを読者の多くは読みきれていなかったとしか思えません。
やっぱり、天皇がいるような国では、ダメ!なんでしょうね。
2009/05/01(金) 21:05:38 | URL | こん #JecAxcZ2 [ 編集 ]
 そうでしょう。小泉さんの危険なところは冷静になってみれば、良く見えたはずです。
 では国民は冷静でなかったのかと言うと、そうでもなかったと思うのです。ただ、まともに改革をすると思わせる人物、勢力を小泉さん以外に見出せなかったのではないでしょうか。そこで、改革であれば、支持せざるおえなかった、と言うのが事実に近いのではないでしょうか。野党、特に、民主党、そして、連立を組んでいた公明党の責任は重大です。それに劣らず、責任を感じなければならないのが、マスコミ各社です。
2009/05/01(金) 14:09:11 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
壊したんです。
ここ数日、2003年の古新聞を整理しています。今読み返すとこのあたりで、小泉(+竹中)が日本のセイフティネットを構造改革(新・自由主義)の名の下にガタガタに破壊したことが読み取れます。このころ小泉は盛んに「自己責任」と言って弱者を切り捨てていましたね。その揚げ句が、現在です。
2009/05/01(金) 13:59:14 | URL | こん #JecAxcZ2 [ 編集 ]
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