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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
人間の尊厳とは  その②
 考えても、埒が明かないので、避けていた辞書を調べてしまいました。「とうとく、おごそかで、おかしがたいこと」でした。案の定と言うところです。「おかしがたいこと」の「こと」が、何であるかを知りたいのになぁ。いつも辞書はそうです。例えばこんなことです。八朔とは「大き目のみかんの様なもの」。この場合、「もの」ではなくて「かんきつ類」と言う言葉が欲しいわけです。
 十数年前、父が千葉県立がんセンターに入院した時、家族・職員の文芸コーナーがありました。「 わが母の   尊厳うばう   紙おむつ 」という作品を記憶します。甥や大学の友人Oの意見やこの作品からすると尊厳とは「ほこり」の仲間なのかとも思うのです。しかし、「ほこり」の中には、尊重する必要のない誇りもあります。傷つけられてもいい誇りもあるでしょう。例えば「めんつ」「世間体」などがそれでしょう。しかし、「尊厳」には辞書が言うように「おかすことができない、おかされるべきではない」と言う性質があるように思うのです。犯すことが出来ないが、同時に、守ることも出来ない、守ることがおかすことになってしまう、そんな性質を持っているように思うのです。
 では何なのか?スッキリする適当な答えが見つかりません、浮かんできません。改めて、ご意見を伺いたいところです。
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 「入れ物」はかなり当っていると思います。その意味では「人権」と同じ性格を持っているのではないでしょうか。
 「人権」は理不尽な力に対抗するよすがとして、人間社会で最も強い力である国家権力でも犯すことが出来ない力として、神や天が人間に与えたとすることで、弱者を守る知恵です。ですから、どんなときでも使えるわけです。それを近代啓蒙思想を理解できない、しようとしない、したくない連中は権利の乱用、横暴と言っています。
 尊厳も、人間を守るための知恵と言う「入れ物」なのかもしれません。
2009/05/03(日) 11:09:16 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
昨日書き終わってから思いついたのですが、スッキリした答えが見つからないのは、「尊厳」とは中身が様々である「入れ物」のことだからではないでしょうか。
2009/05/02(土) 22:06:06 | URL | umeo9 #- [ 編集 ]
 そうですよね。言葉を結構いい加減に使っています。日本語をしかるべきところで習っている外国人に「こんな言い回し、言葉遣いがあった」と教えられる昨今ですから。
 「尊厳」憲法を習って、初めて知った言葉です。人権のようなものかと思ってきました。がしかし、正確に知ろうと思ったわけです。「一人前」は私の友人Oと同じ答えであると思います。一人前に扱われることは人間としての喜びです。
 暇な中年のたわごとにお付き合いいただき感謝します。私の尊厳を慮ってのことだと思います。ありがとうございます。
2009/05/02(土) 15:33:32 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
こんにちわ 八角さん
今まで「尊厳」という言葉は、漠然としたニュアンスでしか捉えていませんでした。

まず、悲惨な前例を考えると、これは他人から与えられる、もしくは認証・許容されないと存在しないものではないかと思えるのです。
つまり、八角さんの言うように人間の関係性において、認められて存在し、おかさないことで認めるものなのではないでしょうか。
一言で言うと、「一人前」ということだと思います。
「一人前の子供」であり「一人前の新入社員」というところでしょうか。
いろいろと考えても、これ以上素敵にはできませんでした。
2009/05/01(金) 19:46:25 | URL | umeo9 #- [ 編集 ]
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