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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
余裕を失っていないか=草薙さん逮捕に思う
 草薙さんが逮捕され、大騒ぎになっています。本人反省のように大人の節度を逸した失態です。また、職業人、有名人であることの自覚を欠いた軽率な行為であります。酒を理由にするなら、それは勘違いと申し上げます。ですが、今回の警察の対応は「粋」とは言いがたいものでした。それこそ、警察官に大人の、余裕ある対応をして欲しかったと思うのです。
 子供の頃の話です。伯母の家で、弟と三人、夕ご飯をご馳走になり、父はおじさんとビールを楽しみました。その帰り道、国道17号線で交通取締りをやっていたのです。「こりゃまずい」と父、しかし、覚悟を決めて、停車しました。一通りの確認をして、「二人息子さんがいるの」と聞くのです。「はい、ご協力ありがとう」あっけに取られました。 気づかないはずがありません。父が言いました。「息子の前で、平謝るような目に遭わせたくなかったのだろう」  なるほどと、子供心にも感じ入りました。交通安全も大事だが、「父親の沽券を奪うことが教育上良い訳がない」との、彼という人間の責任で行った判断だったのでしょう。
 これこそ、懐が深い、人情を解した大人な対応というものです。人間の大きさと余裕を感じます。こう言うと、「許してしまい、そのあと事故を起こしたらどうするんだ。職務を怠っていないか」と言う声が聞こえてきそうです。彼は、その可能性を思っているのです。事故が起きたらその責めを負うことを含めての判断です。だから懐が深いのです。職務遂行上の余裕が感じいられるのです。
 このように出来なかった理由はなんでしょうか。警察本部が現場から裁量権を奪っている、すべてマニュアル通りに行うことを要求命令している、そんな印象を持ちます。これは、現在、あらゆる職場で起きているとの感触を持ちます。閉塞感とは未来が見えないと言うことに加えて、経験や、自分の判断を求められない、許されない画一化を最高価値とする管理型社会にあるのではないでしょうか。
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コメント
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 権力の本質を見抜けない、それこそ、権力への「平和ボケ」の様相を呈してきました。我々がいう世界平和を「ボケ』とする勢力は外国の脅威を強調して、国家権力に国民が協力するように仕向けて、権力の怖さへの鈍感を醸造しているようです。
2009/04/26(日) 16:01:37 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
「監視・管理」社会
以前にも、書き込みしたのですが「ファシズムは路上管理から…」です。こうなると、道を歩いているだけでも怪しいと思われた身柄拘束です。
2009/04/26(日) 10:05:58 | URL | こん #JecAxcZ2 [ 編集 ]
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