FC2ブログ
早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
不安のありかを探ってみると
 言い知れぬ不安を感じている人は多いようです。私もその一人です。
 他人の不幸に鈍感で、窮すれば、自分だけが助かろうとする自分ではあります。ですが同時に、苦しく悲しい生活を強いられている人達を目の当たりにしながら、己の幸福を満喫しえないとも感じるのです。町内で火事が起きている最中に、紅茶を味わいきれないことに同じです。着飾り買い物に出掛ける家族連れや、ペットと散歩する人、遊びに興じる子供たちの声と溶け込んでこそ、紅茶を楽しむ自分の生活が穏やかで、こころ豊かなはずなのです。 
 1461年に、大飢饉が起きたそうです。京都では、屍が転がり、賀茂川を塞き止め、悪臭を放ちました。死者は、卒塔婆を一本ずつ置いていった僧侶の記録から、8万2千。通り過ぎるものは涙を流し、心は凍らんばかりであったと言います。
 この時代、お偉いさんたちは、御殿の造営や、権力争いにあけくれていました。京都市民のつかみどころのない不安や怒りは、今の我々のそれと似ているように感じます。
スポンサーサイト



コメント
コメント
 政治家、財界人の様子を見ていると、言動不一致という偽装が甚だしいです。みえみえの誤魔化をいう時にも、何のテライも見せません。偽善者にはならないという課題にだけは、最高度の緊張を持って生きたいと彼らを見て思います。注意して、自分の言動を見詰めなければと、今朝も、再確認。
2008/12/17(水) 09:40:17 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
落ち込む年越しです。
荒れ果てた都に、荒んだ人々の心…。
しかし、都を逃れた人々は地方に文化を伝え、現在の日本文化の原型を形づくったのではないでしょうか。民衆は苦しい中でも解放され、力をつけたと見ることもできます。
この年の暮れの重い雰囲気は、システム崩壊した中で先の見通しの立たないことがベースにあるのでしょう。巨額の貯め込め金を持つ大企業も、先の見通しの悪さから雇用を切り、より安い労働力にシフトしています。景気の良いときに賃上げもせず、不景気と言って首を切る…。この国の恐ろしいところです。
2008/12/17(水) 09:16:27 | URL | こん #JecAxcZ2 [ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック