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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
世襲議員と官僚は理解しあえる
 政権を投げ捨てた総理が二人とも二世議員であったことから、世襲議員問題が再浮上してきました。他の政治課題山積のため、皮肉、風刺程度で済んでいますが、しかし、意外と、この問題は政治を変える突破口なのかもしれません。
 各内政問題は、同時に、財政難問題と言ってよいでしょう。愁眉の国民年金国庫負担増加財源が決まらないことは良い例です。恐慌にもなり兼ねない情勢の中、消費増税には踏み込めない。第一、国民の支持を失います。これ以上の国債発行額肥大は円の国際信用に関ります。社会保障・医療・介護・教育関係支出の削減が国民生活を不安に陥れました。
 こう観ると、やはり、税金の無駄遣いをなくすこが焦点なのです。そのための行政改革であり、政治家の対官僚指導力であったはずなのです。しかし、省庁再編制、副大臣制、独立行政法人化、道路公団や郵政の民営化で無駄遣いをなくすことはできませんでした。その原因は、これ等の施策が官僚の既得権を脅かすこのがないゆえに、官僚が従った改革に過ぎなかったからです。道路特殊財源の一般財源化も同じ性質のものです。
 官僚既得権益の最大の温床は公益・特殊法人です。これにメスを入れられないようでは、無駄遣いはなくなりません。しかし、世襲議員が多数闊歩している国会に何が出来るでしょうか。世襲議員こそ、親から受け継いだ選挙地盤という既得権に守られた最たるものだからです。ゆえに、官僚が必死の抵抗をする気持ちが、攻撃すれば、返り血を浴びる結果になることが良く分かるのです。第一、官僚たちは、既得権に胡坐をかいている連中に言われたくはないと思うでしょう。
 官僚機構に風穴を開け得る能力と資格と説得力を持つ人物は世襲議員からは生まれません。税金の無駄遣いを無くしたいと思うなら、世襲議員には投票してはいけません。小泉さんも次男を後継に選びました。彼の行政改革がパフォーマンスだけで、実質効果なしに終わったことと無関係ではないのでしょう。

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コメント
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そうですね。既得権の中には、支援者、それと関係がある地元企業とのもたれあい関係も含まれて居ますね。地域の親分的イメージを捨てきれない時代錯誤です。
2008/09/28(日) 12:20:27 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
各国の汚職状況を監視する民間活動団体「トランスペアレンシー・インターナショナル」が、2008年の汚職に対するクリーン度番付の発表があり、日本は世界180国中18位でした。
世襲議員の多さが、クリーン度を下げているようです。
誰が見ても世襲は腐敗の温床につながると感じているようです。
最もクリーンなのは、デンマーク、スウェーデン、ニュージーランドの3か国だそうです。
政治家(せいじや)というイメージで政治に携わって欲しくない気持ちです。
2008/09/27(土) 14:15:28 | URL | 半農半遊人 #- [ 編集 ]
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