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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
政府が違憲にしている自衛隊
「自衛隊と軍隊、どこが違うの」との質問を生徒から受けたことがあります。
 昭和の頃まで、憲法をそのまま理解すれば、自衛隊は違憲と思っていました。しかし「非武装中立を党是とする社会党政権が誕生するのでは?!」という状況になった時、正直、不安になったのです。そして、専守防衛という知恵の深さを知りました。
そこで、生徒たちの質問への答えです。「軍隊は外交政策の一つとして武力解決を選択する国の武装組織。自衛隊は外交政策の延線上に武力解決を認めない国の武装組織」ということになります。自衛隊=専守防衛です。
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」これは戦争の惨禍が生み出した宝です。ですから、これに変わりはありません。しかし、これに従うためには、同じ理想に向かって努力する国際社会が必要です。九条の理想を世界基準にしてゆく日本政府の努力が前提になるのです。武力を必要としない国際社会の実現を九条は、政府に義務付けています。
 ならば、自衛隊が違憲になるのは、政府が外交手段として武力を行使する場合と、軍隊を必要としない国際社会を実現する努力を放棄する場合に限られます。
集団的自衛権の行使(安保法制)は戦争を外交手段にする米国と軍事行動を共にすることを可能にしました。武器輸出を解禁した防衛装備移転三原則は国際社会から軍隊をなくす努力を放棄したと言えます。ならば、自衛隊を憲法違反にしているのは政府自身ということになります。
憲法を改めるのではなく、自身を変えることが自衛隊を違憲から救う随一の道です。安倍政権が目指す改憲には、戦争に利用価値があるとの本音が見えます。


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2019/07/16(火) 01:14:06 | | # [ 編集 ]
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