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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
地域を支える担い手

  地域社会が行き詰まっています。以前から指摘がある消防団、民生委員に加え、交通安全協会、防犯協会、祭礼も危うくなっています。町内会活動も実質を失いつつあり、ある町内会は解散しました。
 この原因は町会員の多数派が農家から勤め人に変わったことに求められます。しかし、そうならば、40年以上前から地域活動は停滞していなければなりません。この10数年ほど前から顕著になってきた理由は何なのでしょうか。
 企業の変化があると思います。以前は、企業にも田植えのために休暇を取ることは自然との理解がありました。農業高校では稲刈り時季には、休校にしていました。地域社会はこれを当然と受け止めていたわけです。
 しかし今や、企業には社員が社員である前に、地域の人間であるという事実の認識がありません。社員がすべてを仕事に傾けることを求めるのです。雇用は、丸ごと社員を使い切る権利を買い取ることと理解しているかのようです。ですから、社員が家族の一員であることさえ頭にないような働かせ方をしています。働き方改革が空しく聞こえます。
 働き方改革の第1の本義は、社員本人に己を返すことです。そして、第2は地域社会に返すことです。働き盛りは地域社会でも働き盛りです。町内会の役割を70代80代の親父にさせるのではなく、息子世代が担える環境を企業は整えるべきなのです。
 地域の会合に出席すると、他の会と同じメンバーによく出っくわします。同じ人がいくつかの役を引き受けているのです。彼らが高齢になった時、引き継ぐ人材がいない可能性が見えてきます。このままでは地域はその機能を失います。




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