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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
日報隠蔽事件の本質はどこに
 PKO派遣隊の「戦闘」を明記した日報が陸上自衛隊にもあったことを隠蔽すると決めた事件、この本質はどこにあるのでしょうか。
 防衛省事務次官と陸自幕僚長の二人が防衛大臣に報告したことは事実でしょう。二人は隠蔽の承諾を得て、責任を大臣に向けることを意識したはずです。注目すべきはその時に、防衛大臣が「無言」だったということです。無言の理由は二つ考えられます。
 一つは、防衛大臣が判断できなかったゆえの無言です。その際、大臣を毛嫌いする二人ですから、無言を了承と理解し、判断を置き去り、早々に立ち去った。もう一つは、二人が無言を了承と理解したのは正しかったのですが、大臣は心の中で「でも、私は聞かなかったことにしておいて」との但し書きを付けていたとは思い至らなかったというものです。
 前者の場合、大臣の「了解していません」発言は正しいことになります。後者の場合、大臣の心の中では、聞いていないことになっています。どちらに転んでも「辞めるのはあなたたちだけ」が大臣の認識です。ここで、双方に欠如しているのは「腹を割って話し合う」誠実な人間関係です。本心と事実を語り合い、正しさを導く「人間」という生き方です。
 辞任を決めて防衛省を出る時や、辞任式での稲田氏の笑顔が気になりました。日報を隠し、戦闘を衝突と捻じ曲げて、自衛隊に、集団的自衛権の一部、駆け付け警護任務を命じたという達成感がさせた笑顔とみました。日報隠蔽事件の本質はこの笑顔にあります。事実を捻じ曲げることで、目的を達成し、使命を果たしたと誇る不気味な反人間性、上の欠如を国民との関係にも向ける不誠実な反社会性です。
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コメント
コメント
美代子さんへ
 今、安倍首相の内閣改造を終えての記者会見を少し見ました。
 反省とお詫びを言いました。しかし、すぐに、経済に集中すると、来ましたよ。どこが反省お詫びなのかが分かりません。まずは、森友・加計問題の解明を新大臣には指示しましたと言うべきですね。それが国民の頭の中での流れです。全く分かっておらないようです。
 さらに、200万人の新しい雇用をアベノミクスが生んだと誇っているのです。これには疑義がありますね。非正規雇用者が増えている事実を無視していますし、第一、過労死を促進する残業代ゼロ法案の国会提出を模索しています。事実を直視ないことは何も変わっていません。
 この辺を新大臣は批判して、流れを変えてほしいですね。そうでなければ、自民党の未来は暗いでしょう。
2017/08/03(木) 18:36:15 | URL | スキップ #- [ 編集 ]
 スキップさん、世の中全体が幼稚になっていますね。あの稲田氏に至っては、異常としか思えないあの笑顔。もう少し謙虚であってもいいのにと思いました。まるで大きな仕事を成し得たかのような態度には、口あんぐりでした。恥も反省の欠片もなく、次の抱負を語るなんてと。もう政治生命は閉じられたも同じなのに。
 次の選挙で消える人の名前を書いてみました。とんでもない人たちが政治界から消えるぞと思っています。
2017/08/03(木) 15:10:12 | URL | 美代子 #1Nt04ABk [ 編集 ]
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