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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
恐れていた化粧娘と遭遇
 東京に出て、東西線では、ラッシュに出くわせました。見知らぬ同士が、身体をこすり合わすも、挨拶なしで、知らん振りし合っているあの不自然さ。口も利かず、眼も合わせないようにしている、人を石と思おうとしているか、自分を石にしているとしか思えない不機嫌さが不気味です。
 しかし、これは、他者を石や物と認知しているのではありません。物と見なし合う暗黙の了解という知恵で、避けられない車内での、不自然な人間関係を清算しようとしているだけなのです。ですから、不快ではありましたが、気が狂うことはありませんでした。
 問題は、その前の総武線車内なのです。千葉始発ですから、座れました。ゆったりした気分でいましたら、後から乗ってきた女性が、隣に座るなり、化粧を始めるのです。やられた!!大人としては、注意をした方がいいと思うのですが、勇気がない。逆に、目くじら立てることは大人気ないのかと、迷う始末です。
 では、何をしてマナー違反だと言うのでしょうか。また、化粧をしている女性を見ると、腹が寒くなり居心地が悪いのは、なぜなのでしょうか。・・・・・・それは、突然、彼女の部屋に、無理やり、空から、天井から連れ落とされ、そのプライベートゾーンに入れられてしまったという戸惑いではないでしょうか。このマンガのような場面設定の主人公させられてしまった不条理とバツの悪さからくる戸惑いです。更に言えば、他人の見てはならぬ秘め事を目の当たりにしてしまった後ろめたさと、自分の意志とは無関係に見なければならない不快感です。
 彼女は周りの人達の理性や感情を、こころを感じようとしません。勝手に、他者を物と見なそうと決め込んでいます。そんな内面を読み取られていることにも無頓着です。しかし、石にされた心は彼女の内面を感じ取っているのです。美しく見せるはずの化粧が、逆に、傲慢という醜さを浮き立たせる行為に化けて見えます。「KY」を造語し、鈍感でいることを恐れる彼女等なのに不思議です。
 もしかすると、見なしているのではなくて、本当に、石と思っているのかもしれません。もしそうなら、近い将来、車内で、着替えだす若者に出会うことになります。

              恥の粉  匂わす美女  混む車内

 
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コメント
コメント
笑点の歌丸師匠のネタに鏡の前で化粧する女性を演じるものがありましたね。昔はそれだけで笑えた…。
つまり、人様に見られたら笑われる恥ずかしいことだったのですが、自己中が当たり前の時代となった今では他人様は「無」ですから、なんでもないんですよね。
2008/05/28(水) 16:48:08 | URL | こん #JecAxcZ2 [ 編集 ]
 30年前に、すでにいましたか。それは知りませんでした。自動車の中で、化粧をしている人はだいぶ前から、見ていましたが、私が最初に見たのは、10年前ぐらいでした。次はどんな人たちが現れるかが楽しみです。
2008/05/28(水) 09:40:27 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
学生のころ…。
化粧女との初遭遇は、今から30年前、大学に通っている総武線でした。目の前に座った女性(30歳は過ぎていたなぁ…)が、いきなり化粧を始めました。千葉からはじめて市川を過ぎるあたりで完成して、新小岩あたりで降りて行ったのです。驚いたのは、帰りの電車でまた遭遇したことです。そのころは化粧女なんていませんでしたから、女性が豹変していく姿をじっくり観察していました。教員になってしばらくは「教材」にしてましたが、そのうち珍しくもなくなってしまいましたね。
2008/05/28(水) 07:04:37 | URL | こん #JecAxcZ2 [ 編集 ]
 同じ感性を持った若者が沢山居るのだと思います。しかし、そうそうない人数パーセント居れば、相当数と感じてしまうのでしょう。ゴミをポイ捨てする人と同じです。比率は少ないのです。
 というか、まともに、真摯に、私の言葉にお応えいただきありがとうございました。
2008/05/28(水) 00:36:36 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
化粧とかは、迷惑かからないんだしいじゃん?みたいな風潮があるけれど、俺はそんな問題じゃないと思うよ。

なんか昔からあった日本人の気質あが失われつつある感じで悲しいです。本当に。。。なんかお父様の無言の内のメッセージが伝わるような気がします・・・
2008/05/27(火) 23:55:44 | URL | たくみん #- [ 編集 ]
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