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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
2017年を迎える
 2017年を迎えました

 新年を迎え、新たな気分にはなります。しかし、祝うとか、目出度いとは言えない気分なのでございます。ひねくれ者の本領躍如なのでしょう。とは言え、そのひねくれ者がことの本質を突いた批判をしてきたのも事実でございます。
 高度経済成長期以来、大事なものを捨て、忘れてはいないかとの指摘が続きました。しかし、今私たちが直面している事態は何でありましょうか。「真心」「誠実」を軽視し、軽蔑さえしかねない世相です。しかも、それをリードしているのが政治家であり、文化人であることが深刻さの度合いを深めているように思うのです。誠実であることは損である、実は無能でさえある、そんな意識を若者に植え付ける社会が今、ここにあります。
 「誠実さ」は助け合う社会だからこその価値です。これを価値と観ない集団は社会に値しない「群れ」です。「自己責任国家社会の無責任」この認識から、一年を始めたいと思います。

2016年のご報告

A 憲法を生かす匝瑳九条の会
 1 安保法制廃止要求署名を行う・・・様々な活動で300筆ほど(正確には集計せず)
 2 匝瑳市議会に安保法制廃止意見書の提出を求める陳情を行う・・・不採択
 3 憲法を生かす匝瑳九条の会ニュース6~9号、特別号発行(一回に1万2千部新聞折込)
 4 東総九条の会連絡会を結成して、憲法講演会開催 講師は船橋法律事務所宮腰直子弁護士
   「そもそも憲法とは何なのか」参加者は65名。この会は「9条の会・あさひ」「9条の会・銚子」「多古9条の会」「戦争をさせな    い・九条壊すな旭の会」「憲法を生かす匝瑳九条の会」が集まり、結成されました。
 5 復興支援フェアに参加・・・SIZバッジ、安保法制反対ポスター、竹とんぼを販売

B サタデースクール・・・今年は71名の児童が在学、昨年よりも18人も増えました。今年も全学年の必要に応じた応援係です。6  年生には考える算数問題に挑戦してもらいました。鶴亀算などです。

C 自宅での勉強会・・・三年生の翔君と我が家で算数と国語を勉強しました。

D 交通安全協会・・・支部長をじゃんけんで決めるとなったので、自分がやると言ってしまったことから始まったこの仕事も、後5か 月となりました。結構大変ですが、結構楽しいのです。というか、知り合いが増え、人を楽しむことが増えるのです。とは言え、二  年で結構というところです。

E 短歌にも挑戦・・・少しご紹介
     父の死に挨拶でないありがとう初めて放つ己に気づく
     道徳を九九のごとくに覚えさせ哲学させぬ人間させぬ
     稲の花知られず開きまた実る見せ掛け嫌う農夫のごとく
     父の目に再び問えば生きる意志ただ一粒の巨峰に託す
     諦めるために頑張る試される若さ残酷迷いの中で

F 川柳
  税引き後タンスヘイブン民悲し        
   沖縄に基地という名の戦あり
  正気では核廃絶はできぬのか        
  富岳から飛ぶ気で選ぶ都民です
  暴言が時代をリードする不気味       
  注文を迷うも味の一つなり
  今流行る社交嫌いの絆好き         
  ポケモンにゾンビと化した人の列

G 俳句
  寄り添うは菜の花のみの戦没碑        
  若冲の牡丹の彩の苗植える
  心太舌滑らせて発音す            
  つつましさ貧しくはない茄子の花
  嵐去りまた鳴きじゃくる蝉しぐれ       
  堅い羽根飛ばずに背負う冬の蠅
  雪見舟眠る季節の夢の中           
  木枯らしや片手を庇い歩く猫
  巻き風にやがては集う落葉かな        
  日向ぼこ白毛ふくらむ犬と居る 


「東総九条の会連絡会」からのアピール
(11月26日開催した「憲法講演会」の時に、来場者のみなさんにお配りしたものです)

繰り返される本質隠し
 南スーダンの政府軍と反政府軍の「撃ち合い」が「戦闘」なのか「衝突」なのかという不思議な「衝突」が国会でありました。政府は「戦闘」ではなく「衝突」だから、自衛隊を撤退させないと言います。
 そうでしょうか。本来「衝突」は軍事用語ではありません。その証拠に軍事用語で使う場合は「軍事衝突」です。衝突は「ぶつかること」に過ぎず、軍事衝突ではありません。そもそも「軍隊同士の撃ち合い」を軍事衝突=戦闘と言います。「衝突」は本質(戦闘)隠しの目くらましです。結果政府は、自衛隊員を戦闘地域に置き、その命を裸で危険に晒しています。
 より鮮明な本質隠しが「武器輸出」から「防衛装備移転」への転換です。武器輸出解禁の本質を隠したい政府による看板替えでした。そして、安保法制制定時です。「積極的平和主義」の名の下、戦争可能な国に変えました。
 「衝突」を使う理由が、せっかく作った安保法制を実働させることにあると、透けて見えます。国会所信表明演説時に議員を巻き込んでの自衛隊員の称賛も根は同じです。彼らの命を道具のように軽く扱う一方、死を条件に褒めたたえ、やがて「道具」とは言わず「英霊」に祭るのです。私たちは、このような「浅ましい」政府の支配下にあります。国を愛しますが、この政府を愛し、信頼することはできません。

危ないのは平和だけでしょうか?
 信頼できないと言えば、この政権は民主主義も人権も嫌いなのかという疑いです。中谷防衛相(当時)は「いかに、憲法を安保法制に適応させていけばいいかの議論を踏まえて閣議決定した」との発言により、憲法違反を自白しました。高市総務相は政治的公平の名を借りて、政権批判を抑制する意思を表明し、安倍首相は「私は立法府の長」と発言。振り返れば、この政権得意の手口は、原則の本意を捻じ曲げ、真逆の意味内容に変質、劣化させておきながら、より改善させたと見せるたくらみです。
 これが自民党憲法改正草案に見事に現れ出ています。憲法は権力者を縛るための法規ですが、この草案は国民を縛ることに力点を移しています。憲法の本質を欠いた「憲法」を作ろうとしているのです。安倍政権は9条平和主義だけではなく、国民主権、基本的人権という日本国憲法の本質的な原則に反する言動を繰り返しています。改憲ではなく「壊憲」になってしまう危険さえあります。
 彼らは、先の戦争を侵略戦争とは認めません、反省していません。ですから、反省の上に創られた日本国憲法が嫌いなのです。私たち東総九条の会連絡会は、敗戦直後に立ち返り、日本国憲法を持つに至った必然性を確認し、自民党憲法改正草案はもちろん、改憲の論理を批判し続けます。

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コメント
コメント
彼岸花さんへ
 新年そうそう真摯な姿勢の御言葉をいただきありがとうございます。
 文化人がひ弱になっていることは感じます。主張のための主張に終わっている気がします。警告を発しますが、では自分はどうするんだという姿勢が、自分の主張、論説に責任感がないんですね。「ほら見たことか」文化人であふれています。結局彼らは主張とは異なり、本質は保守体制派、現実に満足しているのではないでしょうか。名声と生きるための論説では何の力にもなりませんね。
 結局一人一人が生き方を問われるのが変革の時代です。こういう時には変人が活躍します。私昔から、変わっていると言われ続けてきました。そういう意味では活躍を天から求められているのかもしれません。
 今年もお付き合いさせていただきます。よろしくお願いします。
2017/01/02(月) 22:33:17 | URL | スキップ #- [ 編集 ]
スキップさん。新年おめでとうございます。
あまり『おめでたい』、とも言えない昨今の世情ですが、まあ、それに負けずに今年もがんばりましょうという意味で。^^

『ポスト・トゥルースの時代になった』などと、論壇までが、なにかそのことがどうにもしようのない既定の事実のような言い方をしますが、とんでもないことだと思いますね。アメリカでトランプが勝ってしまったくらいで、なぜ、良識をリードしていく立場にある知識人論壇人までが『もう、真実が通用する時代ではなくなった…』などとある種の敗北宣言のようなことを言ってしまうのか。

ここでスキップさんがお書きになっていらっしゃるように、それを認めてしまったら大事なことを放棄してしまうのと同じことだと思います。
人間が守るべき最低限の規範というもの、否定のしようがない価値(真実)というものは、どのような時代が来ようと厳然として存在する。
それを人間は捨ててはならないのです。断固として守っていかなければならない。

それを、『もう真実の通用する時代は終わった…』などと言って自ら敗北宣言してしまうことは、いわば、人間が守るべき最後の牙城を唯々諾々とあけ渡すようなものですよね。どうも、あのトランプ勝利以来、そういう空気が論壇までを支配しているように感じられてなりません。それは一番怖いことですね。
1830年フランスの7月革命に応えて描かれたドラクロワの『民衆を導く自由の女神』の絵のように、民衆の先頭に立って民衆のために正義の旗をうち振る者は、いつの時代にも絶対に必要で、その旗は降ろしてはならないものだと私は思っています。
日本でいえば、憲法そのものですよね。アメリカでいえば、『自由と民主主義』です。
一回の選挙に負けたくらいで、『民主主義は死んだ』などとなぜ言うのか。民主主義は、守っていかないといけない。放り出しては、本当に死んでしまいます。

今は、世界的に、どうも『知識人』と言われる人々が弱いですね。『強靭な精神』というものがない。トランプごときに何を敗北宣言してるんだ?と思ってしまいます。
日本人も同じ。安倍首相なんて実は怖くもなんともない。選挙でその一党をことごとく落としさえすればいいのです。でも、ある意味で日本の方がアメリカより重症です。
それは、日本人が政治意識という点でまだまだ未熟だから。政治を自分たちのものと思っていない。常に『お任せ民主主義』なのです。ひどい政治に怒りもしない。世界の先進国は、アメリカにしても韓国にしてもルペンのフランスにしても、まだ怒る力を民衆が蓄えている。その力がある限り、悪政が一時的に生じても揺り戻す力があります。

でもね。^^
先日つれあいの付き添いで大学病院に行ったんですよ。そしたらたまたま待合室で隣に座っていた中年の女性とちょっとしたことがきっかけでお話し始めた。そしたら彼女も、ものすごく今の政権に怒りを溜めていることが分かった。すごいいろんなこと勉強して知っているひとでした。
でももし、お互いにきっかけがなく話をしていなかったら、お互いがそんなことを考えているひととは知らないまま行き過ぎてしまっていたはずの関係でしたね。
私、そこで『あきらめるの早すぎるな』って、自分を反省しました。
人と知り合って話をして見ることが大事なんですね。一歩一歩。あきらめずに。

スキップさん。大変な世界にはなって行きそうですが、仲間はきっと大勢いる。そう信じましょう。
今年もどうぞよろしくです。
次郎君にもよろしく~♪ ^^
2017/01/02(月) 17:42:37 | URL | 彼岸花さん #bKDOO.Zg [ 編集 ]
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