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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
新聞投稿「田舎匝瑳から笑う」
 吾が座右の銘は「人を笑わず人と笑う」なのですが、今日はお上を笑いたいと思います。
 南スーダンの政府軍と反政府軍の争いが「戦闘」なのか「衝突」なのかが国会で問題になっています。政府は戦闘ではなく衝突だから、自衛隊を撤退させることはしないと言います。広辞苑によれば、戦闘は「兵器を用いて敵を倒そうとする行動、たたかい」です。衝突は「つきあたること、ぶつかること、主張や意見が対立し、反目すること」とあります。
 戦闘や戦いを衝突と新聞などが使うことがありますが、これは例えです。報道が戦闘と伝え、軍事対立を事実化させ、激化させないための配慮です。スポーツ新聞が試合を「戦い」「激戦」というのに似ています。これは逆に、スポーツファンの観戦モードを熱く盛り上げるための脚色です。「戦い」が本来スポーツ用語でないように「衝突」も軍事用語ではないのです。その証拠に「軍事衝突」と使うのが普通です。「軍事衝突」すなわち戦闘です。軍隊同士の軍事的対立事態は「戦闘」以外に表現がないのです。
 安保法制議論の時に、憲法の解釈を変えただけで、憲法を変えていないし、違憲でもないと突っぱねた政府ですが、ここでも言葉の解釈の問題に擦りかえようとしています。政府は戦闘を衝突と解釈しています。戦闘を拡大させないための配慮のつもりならば、大きな勘違いです。その配慮が自衛隊員を裸のまま危険にさらせているからです。
 本心は、せっかく作った安保法制の実働でしょう。自衛隊員を国会で褒め讃える一方で、彼らの命を道具のように軽く扱うのです。そこで、政府を笑いたいと思います、軽蔑を込めて。
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コメント
コメント
美代子さんへ
 秘密保護法や安保法制審議の国会中継は内容の質いかんにかかわらず、注目してみていました。しかし、安保法制成立後は見る気もしません。幼稚である上に、腹ただいいからです。まさに、彼らは自分にもうそをついているからです。誠実さの根源は自らに誠実であることです。自らにうそをつかないことです。
 政府要人は安保法制が憲法違反だということをわかっていると思います。小野ぐらいの知性や論理力は持っているでしょう。しかし、己のイデオロギー実現のために、人を欺くために、わからないふりをしているのだと思います。不誠実極まりない彼らの態度の根源には自らにうそをついていることを知っていることがあると思うんです。
 美代子さんご指摘のこの「おめでとうございます」もまさに己にうそをついている例です。世間の風潮に逆らえないゆえの、本心を隠すための嘘です。本当は「赤紙届けに来てしまいました。お気の毒です」が本心でしょう。それを許さない国家政府その首脳が憎いですね。
2016/10/18(火) 07:08:20 | URL | スキップ #- [ 編集 ]
 スキップさん、戦時中に赤紙を届けるときに、使者が決まっていう言葉が 「おめでとうございます」でしたが、あのシーンをテレビで見ると、腹が立つんです。何がおめでたいのかと。こんなに国民をバカにした言葉があるんだろうかと。せめて「ご武運を祈ります」とでも言うなら納得出来ますが。。。誰が考えた言葉なんでしょうね。あの言葉に騙されて多くの尊い命が奪われました。
 戦争は4~5人の意見で決まってしまうものだと知り、選挙時の一票の重みや責任を感じますね。国会が幼稚に思えて途中でスイッチを切ってしまいます。
  
2016/10/18(火) 03:53:51 | URL | 美代子 #1Nt04ABk [ 編集 ]
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