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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
ミャンマー独裁と日本民死主義
 国民がサイクロン被害に苦しみ、助けを求める中、ミャンマーでは軍事政権がその生き残りを目的とした新憲法国民投票を実施しました。海外の援助隊が救援活動のためやってくるが、当の政府が妨害する有様と聞きます。
 これほど、あからさまに、国民を目的としていないことを、見せ付けて憚らない政権も珍しいでしょう。この性格は軍事政権であることと無縁ではないと思います。そもそも、軍隊は戦争に勝つために、組織・機能化させた集団です。劣勢に立てば、勝つために、国民を手段にし、犠牲にして憚ることを知りません。国民を守るための軍が国民を犠牲にして、何のために、生き残ろうとするのでしょうか。
 現在日本では、国民が主権者であり、権力者は「民意を尊重する」と言わなければなりません。本心はどうか分かりませんが、建前はそうです。そして、そうであることは国民の政治力になっています。 しかし、経済社会は、労働者の権利、労使対等の原則は、すでに、死んでいます。過労死の放置、サービス残業という違法は自転車二人乗りほどに、市民権を得ています。非正規雇用制度の乱用、外国人研修制度等、無法状態です。
 財界は、一方で、法人税の軽減と消費税率の引き上げを要求します。高齢社会化に伴う財界の負担を減らす算段をしているのです。すでに、従業員、下請け・関連企業、消費者を手段として扱い、憚ることがないのです。
 形だけの民主主義を戴いた財界主導の、労働支配を不動のものとするための政治がここにあります。偽装請負を組織化した経営者が財界トップであり、経済財政諮問会議をリードしている国。前財界リーダーは下請けいじめで1兆円を稼ぐ経営者でした。軍事独裁政治と根っこの部分でつながっているように見えるのは気のせいでしょうか。
 
 
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コメント
コメント
既に授業は死んでいる。
地理なんて、生ものですから、シラバスや年間計画の中の授業なんぞは死んだ授業です。気にせず、工夫してやりましょう。学習指導要領も「生徒の興味・関心を引き出す」授業を工夫するようにとしています。
「民死主義」の「著作権」は八角さんにあると思います。
2008/05/16(金) 13:54:29 | URL | こん #JecAxcZ2 [ 編集 ]
中間テスト後、ミャンマーのサイクロン被害、中国の地震を切っ掛けに、両国を扱おうと思っているのですが、なかなか、まとまりません。知識があまりにもないからでしょう。
 それにしても、学習指導計画、シラバスと細かなことまで、五月蝿いですが、今回の災害を何ヶ月も前に、予測して、計画など出来ませんよね。シラバスも変えなければいけないんでしょうか。神が無駄になるような、エコに反すると思うのですが。
 ところで「民死主義」って、もう先に、誰かが使ってますか。それを何処かで聞いて、見て居たのでしょうか。自分では、私の造語と思っていたのですが。
2008/05/15(木) 22:25:47 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
そういう、国でしょう。
わたしは、20年ほど前にビルマ(ミャンマー)の人権侵害レポートをアムネスティで書きました。それ以降、たぶんビルマ(ミャンマー)には入国できないと思っています。スーチーさんの軟禁は未だ解かれていません。ビルマ大使館にかつて申し入れに行ったとき、軍人の大使は「日本に頼んで援助をしてもらっているわけではない…」と平気な顔をしていました。この鈍感さが軍事独裁の基本形です。その恐ろしさは今の日本でも、特に東京では当たり前になっています。この国では既に民主主義は「民死主義」にとっくになっています。
2008/05/15(木) 20:42:12 | URL | こん #JecAxcZ2 [ 編集 ]
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