FC2ブログ
早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
「積極的平和主義」=「平和のための戦争」というまやかし
本来の積極的平和主義

 戦争放棄と自衛隊  安倍首相は「現実に憲法は合わなくなっている」と繰り返し、軍隊保持を含む明文改憲を目指しています。つまり現憲法下では、自衛隊が違憲であることを自覚しているのです。無理もありません。文部省昭和22年発行「あたらしい憲法のはなし」は「これから先、日本には陸軍も海軍も空軍もないのです。これを戦力の放棄といいます」と説明しています。
 自衛隊は違憲状態  しかし、正直に言えば、今の世界状況で非武装が不安ではないといえば嘘になります。ですから自衛隊を置きます。しかし、これは「違憲状態」ですから、自衛隊が無くても安心な世界を創る努力が求められます。少なくとも、専守防衛を放棄することは許されません。もちろん「戦力放棄へ前進努力を怠る政権」は憲法違反になります。ですから、現状を理想から後退させる「防衛装備移転三原則」「専守防衛を捨てた安保法制」も違憲です。
 すでに、同じことが一票の格差最高裁判決に見られます「現状は違憲状態だが、選挙結果を無効としない」がこれです。その条件は「違憲状態を解消する実行努力」です。つまり、違憲状態を解消する意志と姿勢がしっかりあるならば、選挙結果を無効としないとの判断をしたのです。無効としないことで、確かに、国政の混乱を避けています。
 戦争放棄か理想放棄か  理想(憲法)に現実を合わせるのが論理的にも、道徳的にも正しいのです。しかし、安倍発言はそれを逆転させ、理想を現実に合わせようとするのです。憲法は「両性の平等」「国民の生存権」などの理想も定めており、実現に向けた努力を続いています。なぜか、九条だけが例外です。それとも今後、理想はすべて放棄するのでしょうか。
 夢想から理想へ  世界のリーダーが平和と言うほどに、戦争は拡大し、激しさを増します。「平和のための戦争」です。「平和のための戦争」があるならば「戦争のための平和」もあるでしょう。私達は、そういう平和の中に、生かされているのかもしれません。
安倍首相の「積極的平和主義」も「平和のための戦争」に道を開く法制でしかありません。「平和のための戦争」というまやかしにお付き合いしていたのでは戦争は無くなりません。そして、世界の軍事費の膨大さは悪徳の域に達しています。
軍隊がない安心は、人類の願いです。これが叶えられぬ夢との見方もあります。しかし、理想を夢想のままで放置しているのは政治家です。市民は政治の怠惰を批判し、理想に高めようと行動しているのです。
 平和への智恵と勇気  憲法九条は、政府に友好信頼不戦外交、国際紛争解決の仲介役、そのための勇気と知恵を求めます。これが多大な犠牲の上に至りついた本来の積極的平和主義です。
スポンサーサイト



コメント
コメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016/05/21(土) 16:11:09 | | # [ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック