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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
温かな人間関係
 学校をめぐる殺伐とした出来事が多い中、よい話を伺いました。15年ほど前の、ある高校の話です。
文化祭で演奏をするグループから、生徒会顧問に、退学処分になった子の参加を認めて欲しい」との要望がありました。顧問は迷って、先輩に相談しましたが、許可理由が見出せず、やはり、迷ったのです。結果、職員会議での議論に任せます。
 さてその会議、皆腕を組むばかりです。そこに、普段はもの言わぬ校長先生が「退学した生徒が学校に来てくれるのだから、こんな嬉しいことはない」と一言呟きました。
 これ「退学処分がよくも学校に来る」と問答無用の不許可が普通です。校長先生は柔軟頭の知恵者です。と同時に、迷い、許可理由を探した先生方は温かいのです。共通しているのは生徒への信頼と寛容、これが今の教育に欠けているのかもしれません。


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コメント
コメント
 美代子さんへ
 教育の大本には『誰もが今日よりも明日は好くなりたいと思っているを信じることがないといけない』のではないでしょうか。それのお付き合いするのが教師です。それが出来るのが教師です。不十分なのが教員です。その自覚から自分のことを教員といってきました。だめであると自覚、思わされている子供であれば尚更ですね。
2016/04/07(木) 11:20:36 | URL | スキップ #- [ 編集 ]
 スキップさん、ほっとするような、いいお話ですね。厳しいばかりでなく、優しく温かい心があれば、生徒は付いて行きますよね。校長先生の広い心が、多くの生徒の心を温かくしてくれたと思います。校長への信頼が戻るのではないでしょうか。生徒への信頼と寛容が今の教育に欠けている 全くその通りですね。生徒側にも問題があるかもしれませんが、いきなり退学にせず、本人が気づいて戻ってくるのを待っていて欲しいですね。受け皿が必要だと思います。甘いかもしれませんが、やはり、教育には、まず愛をと思います。
2016/04/07(木) 00:24:25 | URL | 美代子 #1Nt04ABk [ 編集 ]
 人間に幅があったのでしょう。組織と一体化していない自分を確保していたともいえます。それが今は組織に埋没しようとしています。それの方が楽で安全だからでしょう。己を失う代わりに安全を得るのですね。残念です。
2016/04/05(火) 16:46:24 | URL | スキップ #- [ 編集 ]
時代の流れ
あの当時の先生は新学制で方々から寄せ集めた方ばかりで、専門教育をお受けにならず旧制中学か専門高専出のいわば教育技術には無理な方々であったけれど生徒たちに接する態度の好印象は今も残っている。昭和時代が懐かしい。
今は文科省等の締め付けが厳しいと聞くが、教育とは何ぞや、と問いたい思い。
2016/04/05(火) 15:39:09 | URL | AF冠者 #ErotiftQ [ 編集 ]
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