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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
水・食料が消えてからが危機なのか
 第一次オイルショックの時、人々がスーパーに駆けつけ、洗剤・トイレットペーパーを奪い合うほどの大騒ぎになりました。ネオンは消え、深夜放送が自粛され、石油消費を抑える動きは支持されました。なのに、なぜ今、同じ動きが起きないのでしょうか。
 比較すれば、今の方が事態は深刻です。温暖化集約される自然破壊、資源の枯渇危機、過去にない原油価格高騰を考えれば、その通りでしょう。危機危機と騒ぐわりには、その意識は薄く、危機回避の行動が社会化しません。
 ニュースは経済成長が低いことを嘆いて見せます。世界の指導者は経済拡張策を採りつつ、自然環境保持を、と言います。誰もが、これが可能であることを前提に論を進めるのです。しかし、これは今や、願望ではないでしょうか。人類の総体的福利の向上は、経済成長による生産力の拡大ではなく、富の偏在の是正を通じてしか行えない状況にあると理解します。もっと言えば、経済を縮小しても、社会が上手く行く、そんな経済学を創造するべきでしょう。その方が現実に即していると信じます。
 環境悪化という危機を通じて、自然は人間に悪意なき報復をしています。しかも、それは人類の浅知恵を凌駕する法理に従っているのです。自然農法提唱者の福岡正信さんは、言います。自然と人間活動との矛盾は、人がそれを解決しようと頭を使えば使う程深刻になってゆくと。
 今度、店頭から消えるのは洗剤・トイレットペーパーではないでしょう。飲料水・食料が消えてからが危機なのでしょうか。


昨日4月30日は缶10個でした。
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「高校生が100分率の計算が出来ない」これをどうとらえるかは、教師の質を問われるリトマス試験紙になるでしょう。その現実をどう理解し、どう生徒に働きかけるのか、そのために、学校をどうしてゆくのか、教師にとってきつい、存在意味を問われる課題ですが、ゆえに、やりがいにもなる課題です。
2008/05/04(日) 13:24:51 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
転移(応用・活用)力がない
頭の中の整理箱の融通がわるいですね。わたしも、授業で日本を100として、韓国と朝鮮の面積がいくつになるか?などという簡単な割り算をやろうとすると、生徒たちは混乱の極みとなります。数学以前の数の概念が獲得されていないという感じ…。数学の先生に「100分率の計算をやらせたんだけど…」と言うと「そんな難しいこと、やらせちゃダメ!」と言われました。
2008/05/04(日) 10:13:01 | URL | こん #JecAxcZ2 [ 編集 ]
地理の授業を各クラス5時間終わったところです。都道府県・県庁所在地テスト全員合格まで、7人となりました。
 次は好きな国投票でベスト5に上がった国を順次やってゆこうと思っています。が、不安が2つあります。一つが近さんがいっている世界の中の日本という実感をどう感じることができるのかということです。もう一つは、生徒達は科目の枠に拘っていると言うことです。先日、県を覚えたけれど、中間試験までに忘れてしまうから、地図を見て楽しむ習慣をを持ってみたら、と提案しました。どう楽しむのか、という話の中で、房総半島の名の由来を話しましたら「歴史の授業じゃあないのに」という反応が返ってきました。
 社会科を楽しむことが出来ずらい、頭の中の区分けが出来てしまっています。地理のテストに歴史の問題を出されたらたまらない、という想い出会ったのかもしれません。どちらにしても、心の自由に欠けている様子が伺えます。そのあたりを意識して、一年間生徒と関ってゆきたいと思っているところです。
2008/05/03(土) 10:05:42 | URL | 八角 #- [ 編集 ]
読みましたよ。
ブログで拝見した後、昨日、週間「金曜日」で、また、読んでしまいました。わたしは現代社会や地理の授業で「世界全体を鳥瞰的に捉えて考えねばいけないよ」と工夫しているのですが、今の生徒は現実世界に自分が生きているというリアリティがないのですね。ですから世界全体に自分の暮らしが直接しているという具体的な授業をしなければなりません。一言で通じそうなことを噛み砕いて、工夫して、考えさせ、実感させる授業方法を工夫しなければなりません。ハァ~ッです。
2008/05/03(土) 09:08:55 | URL | こん #JecAxcZ2 [ 編集 ]
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