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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
道徳に点数つける不道徳
 表題にした川柳を文章にしてみました。


 いつからか、教育は「気付く力を育てること」だと思うようになりました。その時、映画ライムライトでチャップリンが言った「人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少しのお金だ」を思い出しました。想像力とはこれだったのかと気付いたのです。
 想像力はまさに気付く力です。これには、さまざまな角度から見る習慣が欠かせません。その継続の中、自分(倫理・価値)に気付き、人となるのです。にもかかわらず、「道徳」を教え込むことは気付きの可能性を奪い、想像力を退化させます。しかも、気付きが社会道徳と一致するとは限らないのです。これは反教育的です。
 「道徳」を教科にすることは「評価する」と言うことです。たとえ、点数を付けずとも、何らかの評価をするから教科です。高校で必須科目にした場合、非認定ならば卒業できません。
道徳は人に評価される性質にありません。人に誉められたい、自慢したいと思った途端に道徳ではなくなります。寄付をすることは道徳的と言えますが、それを言い触らす、見返りを求めるならばその限りではありません。同時に、道徳を評価しようとすることも不道徳なのです。
 学習は気付いた時に力となります。こう答えれば点数がもらえるという勉強は身につきません。道徳ならば尚更です。気付きを確信にした時、人はそれに従い動きます。そういう無数の気付きが社会秩序を可能にします。東日本大震災の時、権力に頼らずとも秩序を維持した被災民の行動は、この賜物です。安倍首相に「道徳に点数付ける不道徳」に気付かせる教育者は、市民です。
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コメント
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 美代子さんへ
 昨日、サタデースクールで長く活躍された方が、勇退されるということで、年度の打ち上げともども、送別会をしました。
 そこで出てきた話が、少しのお金で、心豊かな生活への志向です。私は、家があり、借金もないので、月15万ほどの年金で充分だと思っているのですが、そうではない方もいらっしゃるのですね。小学校の先生をされ退職されて、もう十数年の方です。意外でした。ここの事情があるんでしょうが、年金が下げられたことを怒っていらっしゃいました。
 国民年金は満額でも、7万円足らずです。それから減額するのはいかがなものと思いますが、共済年金は贅沢をしなければ、結構な使いでがあります。
 これからは、富の分配を本当に上手くやってゆかねば、皆が生きてゆけない時代になります。国民、厚生、共済年金の統合をして、その格差をちじめることは避けられないと思うのですが、厚生、共済年金受給者から反対が出ることが予想させる事実が身近にありました。
2014/03/16(日) 21:53:29 | URL | スキップ #- [ 編集 ]
 道徳を評価するのは確かにへんですね。道徳は、気付き、心の問題であって、答えなどないのですからね。政治家って票が入ると神様になってしまうみたいですね。道徳が必要なのは政治家なのにと。
 チャップリンの言葉、本当にそう思います。勇気と想像力そしてお金。どれも大切なものですね。スキップさんは既にお持ちだと思います。まあ、お金は少しよりは多いほうがいいですけどね。笑)
2014/03/16(日) 20:49:06 | URL | 美代子 #1Nt04ABk [ 編集 ]
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