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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
粋なお巡りさん
 父の神前に、秋田で買い求めた純米酒を供えました。酒にまつわる父との思い出があります。
 伯母の家に、低学年の弟と三人で訪ねました。夕飯となり、父にはお銚子が一本付いたわけです。そして、帰宅すべく国道17号を走っていると「検問だ」と父。
 覚悟を決め、免許証を提示しました。警察官は風船を出しかけて、引き込めたのです。「ご協力ありがとうございました」緊張がほぐれた私の「お巡りさん、お酒に気付いたよね」に父は「お前らに気付いたんだ。子供に父親がぺこぺこする姿を見せたくなかったんだろう」
 警察官は父と同年輩、自分の成績よりも、父親を尊敬し続ける子供を大事にしたのです。この精神性の高さは「人間信頼」に基があります。それゆえの寛容であり、規則の棚上げなのです。粋と言うほかありません。
 近頃、特に原発事故関係で、不寛容と硬直化した規則主義がはびこっていますね。粋を志向し、野暮を忌避する美意識の欠如が気になります。
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コメント
コメント
美代子さんへ そうでしたか。どこかで話したか、書いたしたことは覚えていたんですが。新聞投稿文ファイルを見ても、見つからないので、誰かに話したんだろうと思っていたら、ブログに書きましたか。
 このとき、警察官にも驚いたのですが、父の読みにも驚いたのです。大人はすごいと思いましたよ。ちなみに、小学一年生だった弟は覚えていませんでした。
2013/03/05(火) 10:39:15 | URL | スキップ宗林 #- [ 編集 ]
あ、このお話しは以前にもされてましたね。いいお話です と、言うと語弊があるかもしれませんが、この警察官の温かい思いが伝わってきます。こういう警察官ばかりだともっと世の中がよくなるような気がするのが不思議ですよね。昔はこういう情のある警察官がいましたよねえ。。。今は、とにかく自分の成績優先ですからね。情け容赦もありません。罰金集めに必至になっているとも聞きます。莫大な金額ですよ。正しく使われているんでしょうか。
2013/03/05(火) 08:26:45 | URL | 美代子 #1Nt04ABk [ 編集 ]
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