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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
上野公園の正式名は
 動物園や美術館が集まり、お花見でも有名な上野公園の正式名をご存じでしょうか。「上野恩賜公園」です。井の頭公園、浜離宮庭園などにも「恩賜」がつきます。
 「恩賜」とは「恩を頂くこと」。辞書によれば「頂く」とは、下賜品を下げた頭の上に頂く=高くささげることです。今でも、卒業証書を校長から受ける時の礼儀にしている学校があります。つまり、国民が「天皇から、恭しく頭を下げて頂いた公園」が恩賜公園です。
 当然、戦前につけた名前でしょう。しかし、戦後、皇室財産の多くは国有とされ、今、都内の恩賜公園は都の管轄になっています。民主主義の浸透に従い、「恩賜」は死語になりました。叙勲者などへの「恩賜煙草」も2006年に廃止、正式名から「恩賜」の文字を取ることが道理というものです。
 でないと心配なことがあります。「基本的人権は、元首である天皇の恩賜である」などと、安倍首相が言いだしかねません。自民党の憲法改悪案も「憲法は恩賜」であると言いたげです。
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コメント
コメント
 美代子さんへ
 神道が皇室を尊敬するというのはそう古い話ではありません。平田篤胤の復古神道からというべきではないでしょうか。それが、朱子学の大義名分論を基にした水戸学の尊王論が結びつき、幕末の尊王論になるんですね。神道1500年の歴史からすれば本道とは言えません。
 我々の神道は土着神や祖先信仰に支えられた神道です。国家神道は明治国家が作った奇形のようなものですね。しかし、未だに、天皇尊敬は日本人の中に息づいています。そういう自分の中にもあると思うんですね。
 父の実家は神主だったので、昭和天皇夫妻の写真が額に入って、祖先の遺影と一緒に飾ってありました。それが自然だったんですね。これだけでも影響されましたから、学校に御しんえいがまつられていたんですから、沁み付きますね。
2013/03/05(火) 10:51:22 | URL | スキップ宗林 #- [ 編集 ]
全くその通りですね。人間に上下なんてありません。価値は皆同じと思います。世界の特殊階級もいずれは消滅するのではないでしょうか。夢から覚めたように。
2013/03/05(火) 08:13:54 | URL | 美代子 #1Nt04ABk [ 編集 ]
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