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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
旧暦の盆に本家の墓参り
 先月15日に、本家の墓参りをさせていただきました。この墓について語れば、昭和37年に祖父が亡くなった時の衝撃を忘れることができません。
 神主であった祖父は土葬されるのです。祖父は膝を抱えるように体を曲げられていました。棺桶が大きい酒樽のような格好をしているからです。
 それを担いで、葬列は裏山の墓地へ。着くと「墓掘り」という部落の係が深さ250センチ(記憶ではそうなっています)の穴を掘って待っていました。ところがよく見ると、3つの頭蓋骨が並べてあるのです。どれも関東ローム層の赤土に染まっています。恐ろしさに、空気が淀んでみえました。
 「これは昭和二年に亡くなった大ばあちゃんのだべえ。小さいもんな」と手に取り、しゃれこうべと睨めっこをしています。「どれどれ」と久しぶりの再会をみんなで楽しみます。自分も死んだら、こうされるのだということを見せつけられました。
 「去年の地震で墓が倒れてよ。ほら、この傷、埋めてあるだろう」先祖代々の墓に花と線香を手向け、中国中部で、戦死した栄伯父さんと子供の時に病死した操叔父さんの墓もに手を合わせました。終ると、従兄弟が「この無縁仏の土饅頭、慰霊するように、言い伝えられていんだよ」「いつ頃から、どんな人なの」「分かんねえ」親類縁者がない、何かの縁ある人がいたのでしょう。それを祖先が葬ったのでしょう。「小さな墓石をと思ってるんだが」無縁仏の寂しさを思うと同時に、何か温かい気持ちになりました。

   盆の墓無縁仏の土饅頭

   ダージリンアイスに変える猛暑かな

   文明の管と袋が命継ぐ文化を問わぬ医術の酷さ


   己惚れの強さに比例世辞が効く

   ライターの不便が守る子の命

   バドミントン「負けるが勝ち」を勘違い
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コメント
コメント
美代子さんへ
 男子サッカー、卓球団体女子、そして、バドミントン女子ダブルス決勝と観てきましたが、疲れたので、寝ようと思います。バドミントンの優勝は厳しそうです。明日起きたら、予想外の結果が・・・・。
 人骨を見ただけで自分は逃げ出したくなるほどの臆病ものです。誰もみな美人でも、その骨を中心に体が作られているんですがね。どんな美人のしゃれこうべでも触りたくもないです。
2012/08/05(日) 00:43:58 | URL | スキップ #- [ 編集 ]
うわ、バドミントンの句、いいですね。オリンピックであんなことが起きるなんてと呆れましたが。。。ところで、お墓参りをされたんですか。無縁仏のお話、とてもいいです。素敵なご先祖さまですね。茨城の母の実家も、土葬です。叔父を埋めるとき、墓地を掘ったら、古いお骨が沢山出てきたと言いますよ。古いのばかりならいいんですが、新しいのもあって、まだ生々しいとか・・・うわ、季節的に丁度いいですね。涼しくなりました?
2012/08/04(土) 19:34:26 | URL | 美代子 #1Nt04ABk [ 編集 ]
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