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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
九条改定は憲法違反
 現在、安倍内閣は九条改正への意欲を鮮明にしています。そこで、日本の特異性を際立たせるために「先進国で憲法改正をしていないのは日本ぐらいだ」と言います。
 確かに、ドイツでは58回改憲を実施しているそうです。しかし、技術的必要に関わる事項の改正のみで、日本憲法の三大原則(主権在民・平和主義・基本的人権)に相当する条文変更はしていないのです。
 そこで、1947年文部省が発行した「あたらしい憲法のはなし」に目を通してみます。これは教科書ですから、当時の政府の意向を正確に記しています。「この憲法を変える時に、この前文に記された考え方と、違うような考え方をしてはならないということです」と明記しています。
 つまり、三大原則の改変が「改正」ではなく、憲法の「否定」につながる事態も予想されるゆえに、日本国憲法はこれを禁止しているのだと理解できます。現に、「自民党憲法改正草案」がこの危惧の現実例として現れてきました。
 さらに、安倍首相は「現実と憲法(理想)が矛盾するから憲法を変える」といいますが、これは本末転倒です。九条以外にも、未だに、達成されていない理想はいくらもあります(例えば、24条両性の平等)。しかし、これらの理想は、九条とは違い、実現に向けての努力が続けられているのです。
前文は、「日本国民は国家の名誉にかけ、全力を挙げてこの崇高な理想を達成することを誓う」と締めくくっています。ブエノスアイレスでの、福島第一原発の放射能漏れ完全密封、コントロール達成の誓いと共に、この誓いも忘れてはいけません。
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川柳の反骨精神
 庶民の眼が作る、季語がない575を川柳という。これでいいでしょうか。政治権力や強者に対する厳しい批判精神に裏打ちされた575が川柳の本流であると思っい、作ってきましたが、少し幅がないと反省しているところです。
 「カンニングやりて空しき家路かな」こんな川柳を作っていた時期もあったのですが、ここ8年は政治批判や風刺に特化しています。今日も、新聞を読んでいて、浮かんできたのが次の句です。


   元請は除銭が上手い除染より

   きんきんにざっくり騙す安倍政治

   県境を線で示せと放射能

   公明が今こそ立てる正大さ

   JR北に吹き出た負の遺産

 これから、映画を見て、カレーを食べに行きたいのですが、天気がはっきりしません。昼は焼きそばになりそうです。
髭を剃った理由
 還暦を前に、畳替えや歯の治療等の「記念事業」を行いました。「生まれ変わる」というので、法名もいただきましたが、「髭を剃る」は思いの他でした。しかし、その私が14年生やし続けた髭を剃ったのです。
 若返った気分でいたこの夏、東京に出たその日、私の前に座って居られたご婦人が「どうぞ、お座りください」と立ち上がったのです。一瞬、「私に?」とためらいましたが、好意を無視すれば気まずかろうと、礼を申し上げ座りました。
 しかし、内心穏やかではありません。「なぜ私に」「そんな老人に見えたのか」「席は譲るもので、譲られるものではない」と信じきっていた自分です。生まれて初めてのことに、ショックは数日続きました。
 そこで姉に電話すると「髭のせいじゃないの。短いうちはいいけど、長くしていると相当なものよ」そうか。立ち直るために、あっさり剃り落としました。男のポリシーも安いものです。「老い」は近づき「恋」は去り行く。
未来を転換する創造を
  オリンピックが東京にやってくる、それ自体は胸弾む楽しいことなのです。しかし、素直になれない自分がいます。
 福島では、廃炉どころか汚染水の処理で精一杯、余震でタンク倒壊の可能性も否定できません。海外マスコミが、その福島の危機的状況を報じるその時、安倍首相はオリンピック誘致に夢中になっていました。また、族議員は国土強靭化の名の下、一度消えた道路・橋建設意欲を隠そうともしません。古い政治にしがみつき、国家全体を捉え税金を使いません。
 もし、首都直下型などの地震が起きたら、どうなるのでしょう。世界は、復興費を国債発行で賄うと読み、日本国債を売るでしょう。国債は暴落し、金利は上がり、国家財政は破綻します。しかし、そうなる前に、借金を減らせねばという声が聞こえてきません。つまり、借金千兆円への危機感がないのです。
 今なすべきは、福島原発事故収束に向けて、誰もが納得のゆく道筋をつけること。そして「特別会計をも含めた行財政改革を断行し、「財政の強靭化」を進めることです。しかし、政治は、福島を放置する一方、無駄な公共事業の復活を「国土強靭化」やオリンピックで正当化しようと躍起になっています。この頓珍漢な日本の姿は、土台が腐りかけている料亭の二階でドンちゃん騒ぎをしている人たちと重なります。
また先日、リニア新幹線構想が正式に発表されました。東京名古屋間を四十分で結ぶ、なんと九十%がトンネルだとか。ここまで経済効率に特化した「輸送機」の勘違いは、人間性を無視しているという点で、際立っています。
 そこで思うのは、日本復興・再生の名の下に進められている諸政策が「創造に値するのか」ということです。「国土強靭化」は創造どころか、消耗以外の何者でもありません。「経済成長・効率最優先は人間を大切にしているか」が問われてきましたが、「こころの時代」は、益々、遠のいています。そして、憲法改正は、自民党憲法改正案を見る限り、創造ではなく「回帰」に過ぎません。
 バブル崩壊以後の政策は、改善をもたらしませんでした。ならば、創造の種は、今までの正反対の理念や政策の中にあるのではないでしょうか。経済成長に替わる理念や、経済格差を解消する政治の創造です。しかし、安倍政権は消費増税分を、社会保障や借金返済ではなく、経済対策という公共事業と企業の復興税免除分に当てようとしています。欠陥を増幅することを「改革」といい、市民が信じる普遍的価値の破壊を「創造」といっているように見えます。
野分去り池の水音確かなり
 台風18号は予想に反し、甚大な被害を日本列島に与えました。今後、予想外の事態を招く、自然災害に襲われるわれわれの未来の始まりなのでしょうか。
 そんな不安を抱かせながらも、天は秋を台風に運ばせました。「野分あとまた鳴く蝉の声弱し」「野分去り池の水音確かなり」嵐にかき消されていた池の水音は、静寂さに命を与えます。静寂の鼓動のようです。すべての命がその勤めを終えて天地に帰ってゆく、充実と哀別に相応しい静けさが、心地よい9月18日の朝でした。

 しかし、今日も皮肉の虫が動いてしまい、川柳作りました。では9月の作品を


  ミサイルでシリアを狙う平和賞

  福島が苦でない首相事故を売り

  汚染水五輪招致で動く国

  国民に見せぬ決意をブエノスで

  正造を無視した国が今もある

  雷鳴に傍を離れぬ犬を撫で

  嘘責めず浮いた五輪の夢に酔う

  校長にいじめ体験させる知事

  赤点でないぞと威張る汚染水

  風流を忘れカジノでおもてなし

  若者に五輪とバクチの夢与え

  権力が主権飲み込む安倍人気

  徳洲会濁点付けて毒洲会


  
俳句も作る
 俳句をはじめたのが2010年6月です。匝瑳市市民講座「俳句」に申し込み、始めさせていただきました。もう、大学ならば、卒業せねばならぬのですが、進歩というものが見られません。勉強不足もたたっています。


俳句

  縁台の立ちて朽ちるか庭の梅雨

  葉音から光飛び散る夏木立

  高きほど犬地に伏せる雲の峰

  違う夜の灯ごとに並ぶ夏のカフェ

  白鷺の背中眩しき水田かな

  軽鴨の横顔泳ぐ水田かな

  妄言に怒り詰め込む唐辛子

  はしゃぐ子も手を合わせ行く盆参

  兄の顔父に重なる帰省かな

  新たなる終戦の日を作らない

  夏風と秋風の間を蝉がなく

  雷鳴に傍を離れぬ犬を撫で

  日差し色オレンジ帯びていわし雲

  諦めるための線香墓参
コメントが打ち込めず
 済みません。コメントが打ち込めません。最初から、不良品なのでしょうか。

 舞岡四回生さん、ありがとうございます。国民が憲法を守りぬいた姿を見ないと死ねません。というか、心配してくれる人がいる内は死ねませんね。重ねて、ありがとう。

 美代子さん、俳句も、川柳も自己満足の部分も必要ですね。傲慢というのではなくて、こうしか出来ないということもあるわけですよ。この言葉は譲れないとか。だから、字余りにしてもしょうがないとか。季語が二つあっても片方の言葉に変わる語感がないとか。最近、7・8・5の川柳作りました。

 ということで、コメント代わりに。今日は

8月分

  オスプレイ横田配備は引くプレイ

  愛犬は眼で抱きしめる昼寝かな

  追悼にならぬ不戦の誓いなし

  怪談は道路に化ける消費税

  失言が次の時代をリードする

  トイレだけオムツもいるね原子力

  人権を特権と見る政府あり

  福島を放って何の強靭化

  派遣業搾取隠さぬ資本主義

  火の車なお走らせる族議員

  ブラックが真面目さ質に生血吸う

 
 
秋風に誘われブログ復活す
 4ヶ月ぶりのご無沙汰です。PCが壊れ、ウインドーズが開かなくなり、放って置いたのですが、甥が「今考えられる最高のPCにしてやる」と新しいものを送ってきました。値段も最高でした。
 この間も川柳の種は尽きず、作っていました。ご紹介!!

7月

  
  原子炉は太陽にあるただ一つ

  要注意女性の敵は女性議員

  同窓と頼る候補をまず外し

  人権を足かせと見る国造り

  防衛費今でも六位日本軍

  改竄を止める薬はないものか


 この間、変化といえば、匝瑳九条の会を立ち上げたぐらいでしょうか。この話はまたいずれ、させていただきます。
 
  
美代子さん、あまにいさん、草加ヒロさんどうも済みませんでした。ご返事もせずに、長らくご無礼を働きました。