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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
なぜ、仲がよいほど喧嘩するの
 「なぜ、仲がいいのに喧嘩するの」 最もな疑問です。「仲が悪いから喧嘩する」と思うのが普通です。自民党の国会質問は喧嘩そのものでした。そりゃあ、仲が悪いですよね、政権を奪い合った相手同士ですから。
 しかし、あの喧嘩は嫌いだからではないでしょう。憎いゆえの攻撃に見えました。嫌いな場合はむしろ、関わリたくないと思うものです。ちなみに、いじめとは「嫌悪」が「蔑み」に変わることで、対応が「無視」から「支配」に「進化」した攻撃のことです。
 ということは、好きならば、逆ですから、関わりたいと思うはずです。具体的には、好きな相手には与えたいと思うものです。しかし、同時に、その何倍も与えて欲しいと思うのが人間の情ではないでしょうか。好き同士ならば、お互いに、相手に期待することになります。与えることを考えない者同士が与えられることを期待し合っているのですから、不満に思うようになります。ですから喧嘩です。相手への思いが強ければ強いほど、喧嘩は避けられません。
 愛情は甘えを許されることで感じます。好きであるが故の喧嘩を通して、与え合うことの方が幸せな関係であると気付くのではないでしょうか。それまでは「仲が良いほど、喧嘩する」が続くのだと思います。


 次は『僕には理解できないのに、大人達は『ピカソの絵は凄い』というのはなぜ」に挑戦したいと思います。もしかしたら、これに答えるのが一番難しいですかね。
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