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早期退職後の生活を省みて、ものの見え方、心持ち、生き方の変化を確認しながらの日記です。人生、社会の動きにも眼を向けたいと思っています。
過ぎし日を故人のごとく偲ぶ冬夜長
 NHK大河ドラマ「天地人」の第二回、与六が母恋しさに、山寺を抜け出し、家に帰るが母は涙を偲んで家から出すあの場面、泣けました。迎えに来た喜平次の背中を見ながら、思い出すことがあります。
 昭和36・37年頃だったと思います。父が岩手まで出むき、3人の少年を採用したのです。所謂、集団就職です。学生服に坊主頭でやってきました。夏でした。夕食を済ませ、何気なく彼らの部屋の前を通ると、父と三人が向き合っています。一人が泣いている。「帰りたい、辞めたい」と言う彼をどうすることも出来ずに、父が呼ばれたのでしょう。が、その父も泣いているのです。貰い泣きなんだろうと思いましたが、父のその姿を始めてみた私は、少し動揺してしまったと記憶しています。父の姿のお陰で、小学校中学年であった私にも、彼の切なさは伝わってきたのです。結果、彼は迎えに来た父親と共に、故郷に帰って行きました。
 父の死後、父を思い出すので、成り行き上、過去を振り返ることが増えました。そんな折、この思い出と、子供の頃父から聞いた話が結び付いたのです。父は14歳で、生まれ故郷を離れ、東京に丁稚奉公に出ました。そこの主人は使用人には腐りかけた飯を食わせ、一日中働かせ、飼い犬以下に扱ったそうです。故郷、家族が恋しかったんだろうなぁと思った、その途端、岩手の彼のことが思い出されたのです。父があの時泣けたのは、もらい泣きではなく、自分の40年前が彼と重なったからなのだと、初めて気が付いたのです。
 今、彼は62・63歳でしょう。どうしているのでしょうか。合ってみたいと言う気持ちはあります。なんお意味もないことではありますが。
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愛犬ぼーベスト10ショット
 マイピクチャーを開く必要があり、久しぶりに、ぼーの写真をすべて見てしまいました。そこで、いい写真を選び出して並べ、ボーの魅力を知らしめようと言う野望が芽生えてしまいました。ご迷惑だと思いますが、お付き合い願えればと思う次第です。
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多くの方に教えてもらった名言
 甥の健史にパソコンを色々整備してもらいました。お陰で、冬休み地理宿題に使った「地理プリント№18をご紹介できるようになりました。どの名言について一言、言いたくなりますか。読んで、良くも悪くも、心に湧き上がるものがありましたら、お知らせ下さい。
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 今、15日23時40分、ようやく、名言集を載せられましたが、写りが良くありません。しかし、これが今の私ができる最高のことです。済みません。


生徒、冬休み宿題を提出する
 三日前から授業準備等で学校には行ってましたが、今日が私の仕事始めです。冬休みの宿題を提出する者が数人ではないかと心配でした。
 結果は、数えませんでしたが、約半数の生徒が提出しました。これを聞くと 「ということは、半数が忘れたのか。それで満足しているから生徒が指導に乗ってこないんだ」と言われそうです。その通りですが、何も言わずとも、ほぼ全員が提出する学校に、私は必要ないんだと思っています。
 それよりも内容なのです。予想をはるかに超える良いものが多く、嬉しくなり、書く気になってしまいました。生徒に名前は伏せるが、一部ブログに紹介していいか確認してから、良いとなれば、ご紹介します。
 宿題とは、私が示した31の名言を読んで、思うところを書きなさいというものです。原稿用紙二枚です。その名言ですが、どうやったらここに貼り付けられるかが解りませんので、甥が、近々、来ますから、やってもらいます。
 「なぜ、それが地理の宿題になるんだ」と言う声も聞こえてきそうです。本質的な問題を避けた言い方ですが、こんな宿題を出せるのは社会と国語だけということです。まさか、工業数理や電気基礎の宿題には出来ないでしょう。それでご理解を。
オロナイン軟膏の威力
 年末に、散歩中、眼にゴミが入り、なかなか取れずに、家に帰ってから、水に顔をつけてようやくとれました。しかし、傷が出来たのでしょう。その晩、眼の中に、パチンコ玉が入ったような違和感がでました。痛みもあります。これは傷が出来たゆえの雑菌による炎症と判断しました。
 オロナイン軟膏は殺菌力があると聞き、痔を治した経験がありましたから、すぐに、目の中に塗りこみました。数時間で晴れが小さくなったことを感じ、寝て眼が覚めると、目やにが大分出ていましたが、一方、痛みと腫れはほぼなくなっていました。この効果、はっきりしています。傷による炎症を防ぐ、治すときはオロナインを。医者に行く必要はありません。
政策でない定額給付金
 不必要な公共事業が、そして今、定額給付金が批判されています。この二つの批判、意味合いが違うと思うのです。
 公共事業は有効需要増大や、地方の雇用確保・経済活力維持と自民党の政治基盤を守ることを目的とした政府支出です。政策が理念に基づく展望構想を実現する施策であるとすれば、これは政策です。時代に合わなくなった悪い政策ですが。
 しかし、定額給付金には、放たれた後、自立的に機能してゆく、意図された装置が仕込まれていないのです。なにさ、ただ、配るだけですから。発案だけで、立案のない、政策に値しない素人でも思いつく愚案に過ぎません。
 首相は景気回復を目的とした政策になると言います。しかし、給付される国民の大多数は反対で、景気回復になるという「気」を発していません。
 
生活重視なら派遣法改前を
 派遣労働法は中間搾取を禁止する労働基準法に違反しています。だから、一部職種への例外適用でした。しかし、順次拡大。小泉内閣は、2004年、製造業種にまで拡大させました。
 年末、その閣僚であった竹中平蔵氏が「多様な働き方を求める声に応えた改革」と発言していました。そこで、また書きたくなってしまったというわけです。確かに、1999年の労働省の対派遣労働者調査には、その声もあります。しかし、同時に、それを否定する結果も強く出ていました。特に、2004年以降の今、氏の発言は説得力がありません。「好きな時に仕事が出来る」「組織に縛られたくない」「責任がないから」などの理由で派遣を選んでいる人は皆無でしょう。だいいち、こんな働く者にとって都合の良い派遣労働は、現在、存在しません。
 逆に、派遣労働を雇う経営者の意志はハッキリしていました。人件費節約61%、労働力調整関係83%(同年同省調査)だから、法律違反をしてでも、正規社員への道を断つのです。政府はこれを黙認してきました。拡大は、むしろ、財界の意向に沿う改定であったのです。
 調査結果から分かる様に「ワーキングプアー」「派遣切り」は予想され、警告されていました。今、麻生首相は「生活重視」を言います。ならば、労働政策の誤りを認め、謝罪し、派遣労働法を元に戻すことから始めるべきでしょう。これを実行するかどうかは、「生活重視」が本気なのか、国民の判断材料になります。
地球は困っていない
 年末年始の特別番組に環境問題を扱ったものが目立ちました。自然な流れです。しかし、気になることが共通して見えたのです。
 曰く「地球を守らねばいけません」このメッセージからは二つの認識が伝わってきます。一つは地球が困っている、そして、悲鳴を上げている。もう一つは、だから「弱い地球を守ってやらなければならない」 本当にそうなのでしょうか。
 これは逆で、守られてきたのは、そして、今も守られているのは人間の方で、地球ではないでしょう。さらに、困っているのは地球ではなくて、人間の方だと思うのです。温暖化に集約される環境破壊、エネルギー・鉱物資源枯渇、水不足、これらを問題にしているのは地球ではなく人間の方です。
 やりたい放題をやってきた人間が地球の悪意なき報復を前にして、このままではいけないと思い始めたのです。その結果出した答えが「地球を守ってやる」でいいのでしょうか。人間の万能なる力によって、地球を守ってやると言っているこの姿は、戦争に負けそうな国が、謝ったら許してやると虚勢を張っている滑稽な姿に似ています。
 人間は万能である。なかんずく、科学によって、すべてを人間化し、地球を救うことも含めて、思うように出来るという思想を捨て去ることが、むしろ、求められているのではないでしょうか。「地球を守る」ではなく、「人類を守る」ために、地球と和解をするという哲学に切り替えることが必要なのです。この哲学の逆転によってしか「地球を守る」ことは出来ないでしょう。